次世代政策サミットJAPANビジョン2050が開催されます
一般社団法人未来政経研究所が主催する『第3回 次世代政策サミット JAPANビジョン2050』が、今年も開催されることが決定しました。このイベントは、35歳以下の若者を対象とした政策コンテストであり、新しい日本を描くための重要な機会です。
開催の背景と目的
21世紀に入ってから25年が経過し、社会は急速に変化しています。特にデジタル技術の進化によって、個人が中心となる新しい価値観が形成されています。しかし、同時に日本の社会は少子高齢化や人口減少という深刻な課題に直面しています。何もしなければ、2050年には日本の生産年齢人口が現在の2/3に減少すると予測されています。
こうした背景の中、次世代の若者たちが「日本」という国の未来を考え、具体的な政策を提案することが求められています。自身の価値観を共有し、共に未来を創り出す姿勢が日本の未来にとって重要であるとの認識から、次世代政策サミットが開催されることになりました。
この大会では、環境問題、地方創生、社会的包摂、DX・働き方改革、教育政策の5つのテーマの中から一つを選び、2050年の日本に向けた具体的なビジョンを描くことが求められています。
対象者と応募条件
このコンテストに参加できるのは、満35歳以下の大学生、大学院生、および社会人で構成されたチームです。チームは2名以上で構成される必要があります。参加者は日本国籍に限られず、提出書類も日本語である必要があります。明確なテーマごとに政策提言を行うことが求められます。
応募と審査
応募期間は2025年6月30日から8月31日まで。早期エントリー期間では、チーム名、個人名、所属、および政策テーマの仮登録が必要です。登録者にはワークシートやプレゼン講義が無償で提供されます。
一次審査を通過したチームは、10月3日に決選大会の出場者として選ばれます。最終発表は2025年10月26日、ハリウッド大学院大学で行われ、優秀なチームには賞状と副賞が授与されます。
テーマと提出要件
参加者は、自分が選択したテーマについて次のような内容を明示し、スライドで提出する必要があります:
- - ビジョンの提示
- - 現状分析と構造的要因の提示
- - 政策提案の展開
- - 実現可能性と必要予算
評価は外部の専門家によって行われ、受賞したチームにはさまざまな特典があります。特に、「優秀賞」を受賞したチームは元衆議院議員の元でディスカッションの機会を与えられ、政策提言におけるさらなる成長が期待されます。
最後に
次世代政策サミットJAPANビジョン2050は、未来の日本を担う若者たちが自らの手で政策提言を行う貴重な機会です。これからのスケジュールに注目し、未来の構想を描く良い機会として利用してみてはいかがでしょうか。その詳細は公式サイトで確認できます。
次世代政策サミット公式サイト