お盆の9連休とクラウド利用料
クラウド費用の発生は、9連休期間中も変わらず続きます。株式会社〇(LEI,inc.)は、クラウドコスト削減サービス「CloudCut」を通じて、AWSの実請求データを独自に分析し、その結果を公表しました。調査によると、請求総額の71%から91%が「稼働にかかわらず発生する固定費用」として位置づけられ、企業がサーバーを使っていない間でも、この費用が確実に発生することが示されました。
調査結果:発覚した驚きの実態
集計対象は、4社のAWS請求明細から、延べ19,021行に及びます。中でも、A社で89.6%、B社で90.7%という高い比率が固定費用として発生しており、C社やD社も71.4%以上に達しました。固定的に請求されるこの費用は、サーバーが稼働している限り発生し続けるため、実際に使用していない期間でも大きな金額が請求されていることが確認されました。
費用発生の内訳
請求費用は2種類に分類されます。一つ目は、サーバーの稼働時間や確保した容量に基づく「固定的に発生する費用」であり、これはサーバーを止めない限り変わることはありません。もう一つ、実際の使用量に基づく「従量課金」で、こちらは利用が減れば請求も減るというものです。4社の実績からも判明したように、従量課金比率は8.8%から18.6%に留まり、固定費用が圧倒的に高いことが明らかになっています。
固定側費用の内訳
高い比率を記録したA社とB社は、常に稼働するリレーショナルデータベースや仮想サーバーを構築しており、固定的費用が請求の大半を占めていることが解析によって裏付けられました。これに対し、固定費用を削減するためには、リソースそのものをストップまたは縮小する必要があります。
請求書の影響と解決策
今春のお盆期間に関しても多くの企業が夏季休暇を取り、開発や運用が止まる中で、固定費用は依然として発生し続けます。特に、クラウドの利用料がドル建てで決まるため、為替の変動によって円建て請求が膨らむリスクも考えられます。
この問題を解決する一つの方法として、クラウド契約の商流を見直すことが挙げられます。AWSやGoogle Cloudの公認パートナー経由で契約を締結し、ボリュームディスカウントを受けることで、直接的に固定費用を下げることが可能になります。この仕組みを利用すれば、リソースの稼働を止めずに請求単価を引き下げられ、最大20%のコスト削減も見込めるのです。
CloudCutの提供価値
CloudCutは、サーバー構成やアプリケーションをそのままに、契約の流れを最適化し、顧客にとってのクラウド費用を削減する新しい仕組みを提供しています。契約切り替えのみで手続きを行い、最小限の手間でコスト削減を実現可能です。
今後もCloudCutは、クラウド費用の透明化を進め、企業それぞれの負担を減らすための施策を進めていく計画を立てています。実際のデータを基にした発表は、企業の経営者にとって貴重な資料となるでしょう。
まとめ
今夏の連休期間中でも発生する固定費用が71〜91%にも達することが明らかになった今回の調査。これからのクラウドコスト管理を見直すきっかけとして、多くの企業に影響を与える結果となりました。企業は固定費用を削減するため、先進的なサービスを活用し、経営の見直しを行う必要があります。必要に応じて専門のコンサルタントを訪ねることも、節約の手助けとなることでしょう。