著名広報の犬飼奈津子が初の著書を発表
2025年8月20日、株式会社Wo-oneの代表取締役である犬飼奈津子が待望の初著書『Passion Relations 真・広報PR術 想いを込めた「物語」が共感の連鎖を呼ぶ』を発表します。著者としての実績は、ジェイアール名古屋タカシマヤにて15年間広報を担当し、国内最大級のバレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」など数多くのプロジェクトを手掛けてきた実力の持ち主です。彼女の取材件数は累計で1万件を超え、その経験を元にした広報の考え方や実践術を本書で紹介しています。
伝説の広報としての軌跡
彼女の経歴を紐解くと、「伝説の広報」として知られるに至った背景には、数々の困難があります。新人時代、初めて書いたプレスリリースが全く注目されなかった苦い経験から、彼女はメディアの観察と分析を重ねました。そこで浮かび上がったのは、ただのテクニックではなく、強い想いや情熱こそが人の心を動かすということです。この思いから、広報の本質について深く探求するようになりました。
本書では、一般的なPR本のようにテクニックやノウハウを紹介するのではなく、犬飼自身の経験から生まれた広報哲学を具体的な事例と共に語っています。「Passion Relations」という概念の下、情熱を活かして共感の連鎖を生み出す方法に迫ることができます。読者は、本書を通じて自身の広報活動に役立つ知恵を得ることができるでしょう。
広報の需要と課題
近年、広報職の需要は急増していますが、施策が思うように成果を上げられず悩む人も多いのが現状です。2023年6月27日付の日本経済新聞によると、多くの広報担当者や経営者が効果的な施策の実施に苦労していると示されています。犬飼の著書は、悩んでいる広報担当者に向けて、「情熱の伝播」がどのように組織や社会を動かすのかを伝える貴重なガイドになります。
多様な事例と寄稿者の声
本書の特徴の一つは、多岐にわたる実践的な事例が含まれていることです。著者が手掛けた「アムール・デュ・ショコラ」での成功事例や、息子の少年野球チームのサポートに至るまで、幅広い視点が示されます。これらの豊富な体験を武器に、読者が自身の現場で取り組める方法を見つけられるよう工夫されています。
さらに、さまざまな業界で活躍する著名人から寄せられたコメントや見解も、本書の深みを増す要素です。企業の広報戦略を見守る立場として共感を呼ぶ意見が多く、広報の枠を超えたコミュニケーション方法にも触れており、読者に新たな視点を提供します。
誰にでも実践できるメソッド
犬飼が本書で示す内容は、特別な技能を必要とせず、誰もが実践できるものです。「どうすれば情熱を伝えられるか」というテーマに基づいた方法論は、具体的なテクニックに偏せず、感情に寄り添ったアプローチです。サポート関係の構築に重きを置いた「親近感ブランディング」や、信頼関係の重要性に焦点を当てた「信頼貯金」の概念は、時間をかけて築くべきものとして提唱されています。
犬飼奈津子の想い
著者は、広報に必要なのは大きな注目や派手さではなく、その存在を愛し、「伝えたい」と思う情熱だと強調しています。彼女が本書を通して、読者に情熱を再確認し、それを行動に移すきっかけを提供することを願っています。広報を通じて人と人との信頼の橋を作り、その輪が広がることを心から願っています。
書籍情報
- - 書名: 『Passion Relations 真・広報PR術 想いを込めた「物語」が共感の連鎖を呼ぶ』
- - 著者: 犬飼奈津子
- - 発行元: KADOKAWA
- - 発売日: 2025年8月20日
- - 価格: 1,980円(税込)
- - ページ数・判型: 234P/四六判
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