ZIN株式会社とエボルブが共創したAI日本語音読サービス「音読AI 日本GO!」
ZIN株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:児玉 北斗)は、株式会社エボルブ(大阪府大阪市、代表取締役社長:安松亮)とタッグを組み、外国人労働者向けのAI日本語音読サービス「音読AI 日本GO!」をリリースしました。このサービスは、日本語能力の向上を目指す外国人スタッフの支援を目的としています。
サービス導入の背景
日本では少子高齢化や社会の変化に伴い、特に福祉やエンジニアリング分野での人材不足が問題であることが挙げられます。また、外国人労働者の増加により、日本語のスキルを向上させることが求められています。2021年にはZIN株式会社がネパールに支店を開設し、国内外のネットワークを活用した人材確保に力を入れてきました。
これにより、クライアントとの良好なコミュニケーションを可能にするため、日本語での効果的な会話スキルを習得することが急務となっています。多くの外国人エンジニアたちは日本語能力試験で高得点を得ているにもかかわらず、実際の会話やプレゼンテーションの能力には課題が残っているのが現状です。
音読AI 日本GO!の特徴
「音読AI 日本GO!」は、外国人労働者が職場で必要な日本語能力を効率的に身に付けるために開発されたサービスです。主に以下の3つの特徴があります。
1. リアルタイムでの発音練習
AIによるクイズ形式の会話練習を通じて、参加者は声に出して日本語を話すことができます。AIが発音を瞬時に評価し、正しい発音ができているかをフィードバックしてくれる機能があるため、繰り返し練習を繰り返すことでスムーズに学習を進めることが可能です。
2. 日常生活に役立つ日本語
仕事に関連するフレーズだけでなく、日常会話や採用面接に必要な表現、交通機関利用時の表現など、実生活で必要な日本語を多岐にわたって学ぶことができます。これにより、ビジネスや日常生活において必要不可欠な日本語を効率的に習得できます。
3. 業界特化型専門用語
福祉やエンジニアリングなどの職種に特化した日本語用語にも対応しており、業務に必須のフレーズや用語を迅速に習得できます。これにより、職場でのコミュニケーションや作業効率の向上が期待されます。
ZIN株式会社の使命
ZIN株式会社は、「働く『WakuWaku』をもっと誰でも」をミッションにしています。福祉やエンジニアリング分野に特化した人材サービスを提供し、介護や看護業界向けの転職サイト「キャリアカルテ」や、介護業界に特化した適性検査「介護KENSER」の開発・提供を行っています。また、高度な専門知識を持つ人材を企業に提供するため、労働者派遣事業や職業紹介事業も展開しています。
このように、「音読AI 日本GO!」は、外国人スタッフが日本社会でスムーズに業務を遂行し、専門性を最大限に活かせる日本語力を身につけるための重要なツールとなることでしょう。