大学生と大学院生の就職活動実態を探る新調査結果を発表
最近、株式会社BOXと「TesTee Lab」が共同で行った調査が注目を集めています。この調査は、大学生および大学院生の就職活動に関する実態を明らかにするために実施され、対象は男女合わせて2,265名に及びます。
就職活動実施率
調査結果によると、現在大学1年生から大学院博士課程3年に在籍する18歳から27歳の学生のうち、就職活動を行っていると答えたのは、男性が53.1%、女性が44.8%という結果です。この数字からは、男女ともに半数以上が何らかの形で就職活動を進めていることが分かります。特に、男性は望ましい企業から内定を得ている割合が33.8%、女性は32.8%という結果も示されました。
希望の業種
さらに、「今後就職活動を行う予定がある」という回答者に対して希望の業種を聞いたところ、男性の第1位は「IT業界・通信」で16.8%、第2位が「医療・福祉」となり、女性の場合は医療・福祉が26.0%で第1位、サービス業・飲食・旅行が第2位の11.7%という結果でした。このことから、男女で異なる業種への興味が見受けられます。
情報収集方法
就職活動にあたり、学生たちはどのように情報を集めているのでしょうか。男性の回答の第1位は「各企業のホームページ」で32.4%、次いで「大学のキャリアセンター」が28.4%、そして「就活イベント」が24.5%と続きます。一方、女性の場合は第1位が「大学のキャリアセンター」で30.0%、第2位が「各企業のHP」で27.6%、そして「就活イベント」が25.3%となっており、情報源には共通点もあることが分かりました。
就職活動で重視していること
調査では就職活動において何を重視しているかも尋ねましたが、男女ともに「給与面」が最も重要視されていました。男性は次に「福利厚生」や「安定性」を重視する傾向があり、女性は「仕事内容」や「福利厚生」に関心が高いことが分かります。このことから、就職先を選ぶ基準には性别による傾向があることが示唆されます。
インターン参加率
調査ではさらに、インターンシップへの参加率も調べました。その結果、参加経験がある男性は45.5%、女性は33.9%でした。特に、実践的な仕事を経験できることがインターン先を選ぶ際の最も重視されている点として挙げられ、男女ともにこの意見は一致しました。
まとめ
今回の調査は、大学生および大学院生の就職活動に関する多角的な視点を提供しており、これから新たに就職活動を行う学生にとっても非常に参考になる内容です。調査データの詳細な閲覧も可能で、就職活動に役立つ情報が盛りだくさんです。
会社概要
株式会社BOXは、「すべての挑戦者が、意思と覚悟で可能性を拡げる世界を作る」というビジョンのもと、スタートアップやベンチャー企業を支援し、人材紹介や採用コンサルティングなどを行っています。詳細は公式HPをご覧ください。