デジタルスキル標準の社会実装に向けて - DSMパートナーズ第2回会合開催
一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会が事務局を務める「DSMパートナーズ」は、2024年6月18日に2024年度第2回会合を開催しました。企業や自治体におけるDXや人事担当者など、多くの関係者が参加しました。
DSMパートナーズは、2023年4月に設立された、デジタルスキル標準を企業や自治体で活用し、その知見や成功事例を共有していく自主的なコミュニティです。
今回の会合では、株式会社オンギガンツ代表取締役の松田雄馬氏による講演「『知る』から始めるDX推進 - デジタルスキル標準を活用した組織風土改革 -」が行われました。松田氏は、DX推進において「知る」こと、つまり現状把握が非常に重要であることを強調しました。また、組織変革を実現した企業の先進事例を紹介し、デジタルスキル標準を活用することで組織風土改革がどのように進むのかを具体的に示しました。
講演後には、事務局からDSMパートナーズの今後の取り組み予定や、自治体分科会の活動実績などが説明されました。
次回の第3回会合では、「一般社員のDXリテラシー向上方法」について、参加者全員でディスカッションを行う予定です。
DSMパートナーズは、今後も関係省庁やその他のステークホルダーと連携し、企業や自治体と協力して、デジタルスキル標準の活用、デジタル人材の確保・育成に関する課題とその解決策について議論を重ねていきます。そして、デジタルスキル標準の社会実装を目指し、活動を続けていきます。
DSMパートナーズとは?
DSMパートナーズは、デジタルスキル標準の活用を促進し、社会実装を目指していくコミュニティです。企業や自治体がデジタルスキル標準を活用することで、人材育成や組織風土改革、そして社会全体のDX化を加速させることを目指しています。
DSMパートナーズは、以下の活動を展開しています。
- - デジタルスキル標準に関する情報共有
- - デジタルスキル標準を活用した事例紹介
- - デジタルスキル標準に関するセミナーやワークショップ開催
- - デジタルスキル標準に関する調査研究
デジタルスキル標準とは?
デジタルスキル標準とは、経済産業省が策定した、デジタル社会における人材育成に必要なスキルを体系的に示したものです。デジタルスキル標準は、個人のスキルアップ、企業の人材育成、社会全体のデジタル化を促進するために活用されます。
DSMパートナーズへの参加方法
DSMパートナーズへの参加を希望される方は、一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会までお問い合わせください。
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会
電話番号:03-6821-7869
FAX番号:03-6685-9400
E-mail:
[email protected]
関連リンク
Webサイト:https://www.j-paa.or.jp
Facebook:https://www.facebook.com/japanpublicaffairs
デジタルスキル標準の社会実装に向けた取り組み - DSMパートナーズへの期待
DSMパートナーズは、デジタルスキル標準の社会実装という重要な課題に取り組む、非常に意義のあるコミュニティです。
今回の第2回会合では、DX推進における「知る」ことの重要性や組織風土改革について、具体的な事例を交えながら議論が行われました。企業や自治体がデジタルスキル標準を活用することで、組織の変革や人材育成、そして社会全体のデジタル化を促進できるという可能性を感じました。
特に、一般社員のDXリテラシー向上については、今後の大きな課題と言えるでしょう。デジタルスキル標準を活用し、社員一人ひとりがデジタル社会に対応できる能力を身につけることが重要です。
DSMパートナーズは、今後も関係機関との連携を強化し、企業や自治体と協力しながら、デジタルスキル標準の普及と活用を促進していくことが期待されます。
デジタルスキル標準がもたらす未来
デジタルスキル標準が社会に普及することで、以下のような未来が期待されます。
- - 人材育成の効率化: デジタルスキル標準を活用することで、人材育成の目標設定やカリキュラム作成が効率化されます。
- - 人材不足の解消: デジタルスキル標準に基づいた人材育成によって、デジタル人材の不足解消に貢献します。
- - 社会全体のデジタル化: デジタルスキル標準は、個人のスキルアップだけでなく、企業や社会全体のデジタル化を促進する役割を果たします。
DSMパートナーズの活動を通して、デジタルスキル標準が社会に浸透し、より良い未来が実現することを期待しています。