徳島で初開催の『eスポGOMI in 徳島』
2025年2月15日(土)、徳島県鳴門市の撫養城にて、初めてとなる『eスポGOMI in 徳島』が開催されました。このイベントは、一般社団法人SOCIAL GOOD ENTERTAINMENTと一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ、株式会社ころぼっくすぷろじぇくととの共同運営で行われ、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として実施されました。
イベントの概要
イベントは、10時から13時まで行われ、参加人数は1チーム3名で構成された12チーム、合計36名でした。撫養城は歴史的な城跡であり、観光スポットとしても知られています。晴天に恵まれ、約50名の観覧者が詰めかけ、参加者はごみ拾いの競技に挑みました。
優勝チームとごみの収集量
熱戦の末、優勝を果たしたのは「ゆきみかん」というチームで、彼らは驚異の5.976kg、合計1,019ポイントを集めました。前半戦では一時リードを許しましたが、後半に入ると圧倒的な勢いで空きビンを拾って逆転しました。優勝の喜びを語るコメントからは、単なる競技以上の楽しさがあったことが伺えます。
ゲーム大会での盛り上がり
eスポGOMIのハイライトの一つは、ごみ拾いの合間に行われるゲーム大会です。今回は「ぷよぷよeスポーツ」が採用され、年齢に関係なく参加者同士の真剣勝負が繰り広げられました。最大連鎖数「8連鎖」が出た瞬間には会場全体が盛り上がり、ゲーム大会の善戦者には、後半戦に役立つアイテムが与えられました。
集まったごみの総量
この日のイベントでは、トータルで21.697kgのごみが集まりました。撫養城周辺は美しい街並みが広がっていますが、よく見ると道端には多くのプラスチック容器や空き缶が存在しました。子どもたちの熱心にごみを拾う姿が印象的で、参加者はただのボランティア活動ではなく、競技感覚で楽しみながら地域に貢献しました。
主催者からの嬉しいコメント
主催者は「初めての試みが成功したのは多くの協力者のお陰」と感謝のコメントを述べ、今後も活動を続けていく意欲を示しました。
eスポGOMIとは
eスポGOMIは、ごみ拾い活動にスポーツのエッセンスを加えることで、他のごみ拾いとは一線を画した競技です。これにより、多くの人たちが楽しむことができ、環境への意識を高めることができます。ゲーム大会の結果は後半戦のごみ拾いにも影響を与えるなど、全体を通して戦略が重要な新たなスタイルを確立しています。
日本全国で広まりを見せるこの取り組みが、今後どのように展開されていくのか、非常に楽しみです。