無料サイバー衛生研修サイトのご紹介
公益社団法人 日本通信販売協会(通称JADMA)が、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)と共同で、新たにセキュリティ対策学習のための無料ウェブサイト『サイバー衛生研修』を立ち上げました。このサイトは、身近に迫るサイバーリスクについての知識を身に付けることを目指し、誰でも無料で利用可能です。
サイバー衛生研修の目的
現代社会では、ランサムウェアやパスワード管理といったサイバー脅威が増加しています。本研修サイトでは、基礎的なセキュリティリテラシーを学ぶことができ、特にサイバー犯罪の防止に向けた知識を広めることが目的です。これにより、個人や企業がセキュリティ対策を強化する手助けになります。
誰でも利用できる学習環境
この研修サイトは、JADMAの会員だけでなく、一般の方々も自由に利用できます。公開期間は2024年12月9日から2025年2月28日までで、受講費は全くかかりません。サイト利用には新規アカウントの作成が必要ですが、これも無料で行えます。登録の際には、メールアドレスとパスワードを入力するだけで簡単に始められます。
充実したコンテンツ
サイトでは、サイバーセキュリティに関する基本知識から、具体的な対策まで幅広く学ぶことができます。コンテンツは随時追加される予定で、最新の情報をいち早く入手し、学ぶことができるのも大きな魅力です。特に、ランサムウェアへの対策や安全なパスワードの管理方法についての重要な情報が掲載されており、多くの人にとって役立つ内容が整っています。
JC3とAPACサイバーセキュリティ基金について
日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は、産業界や学術機関、法執行機関と連携し、サイバー犯罪に対処するための経験を集約・分析し、その結果を共有する非営利団体です。また、APACサイバーセキュリティ基金は、Googleが資金提供するプロジェクトで、特に支援が行き届いていない中小企業に向けてセキュリティ能力を強化することを目的としています。この活動は、日本を含む12の国で展開され、地域社会におけるサイバーリスク対策をサポートしています。
JADMAの役割
日本通信販売協会(JADMA)は、通信販売業界を代表する公益法人で、取引の公正性を確保するためのガイドライン作成や消費者からの苦情相談の対応など幅広い活動を行っています。また、会員になることで最新情報にアクセスできる特典もあり、業界全体の向上に努めています。
最後に
サイバーリスクは日々高まっていますが、正しい知識と対策を持っていれば、多くの脅威を回避できる可能性があります。この機会に、ぜひ『サイバー衛生研修』を活用し、自分自身のセキュリティ意識を高めてみてください。安心・安全なデジタルライフを送るための第一歩を踏み出しましょう。