「ON THE WAY IN WINTER 冬の途中で」展が東京で開催中
開催場所と概要
現在、東京のパークホテルでアート展示「ON THE WAY IN WINTER 冬の途中で」が行われています。この展示は、2025年11月17日から2026年2月23日まで、ホテルの25階アトリウムで開催され、入場は無料です。ホテル全体がアートをコンセプトにしたスペースを提供し、四季折々の美しさを感じさせるアートプロジェクト「ART colours」の一環として実施されています。
四季折々の美意識を体感
展覧会は、日本の伝統的な「季節を大切にするおもてなし」の精神を現代的に再解釈しています。茶道の祖、千利休の言葉に象徴されるように、夏は涼しさを、冬は温かさを求める日本文化に触れることができます。本展では、冬の静けさや温もりといったテーマのもと、5人のアーティスト、あやいろ、Hooly、NEUNOA、上林泰平、Hiroaki Satoがそれぞれの視覚的表現で冬の情景を描いています。
アーティストたちの特徴
あやいろは、冬の朝の光を透明感のある色彩で表現し、Hoolyは白い息のようにたたずむ人物像を通じて、夢と現実の狭間にある感情を探求します。NEUNOAは重なり合う筆致で、冬の夜の思索を静かに描き出し、上林泰平はミニチュアの人影を用いて孤独とつながりの微妙な交錯を描いています。そしてHiroaki Satoの作品は、ユーモアを交えながら、観る人に温かい気持ちを届ける新しい冬の時間を創造しています。
心を癒す空間
参加者は、展示を介して、旅の途中における静かな休息を体験することができ、アートとおもてなしが融合した特別な空間を楽しめます。展示期間中は不定期に作品の入れ替えが行われるため、何度訪れても新たな発見があり、心地よい緊張感がある空間が出来上がっています。
展示の詳細
- - 展示名: ON THE WAY IN WINTER 冬の途中で
- - 期間: 2025年11月17日~2026年2月23日
- - 開館時間: 11:00~20:00
- - 場所: パークホテル東京 25階 アトリウム
- - 入場料金: 無料
- - 主催: パークホテル東京
- - キュレーション: Contemporary Tokyo
パークホテル東京について
パークホテル東京は、1948年の創業以来、アートと宿泊が融合した体験を提供してきました。東京タワーや富士山を見渡せる絶景が楽しめるこのホテルでは、268室の客室の中にアーティストが壁に作品を描いた「アーティストルーム」があり、独自の芸術的体験が可能です。ロビーや回廊には400点以上のアートが展示されており、アートイベントや呈茶の体験なども行われています。
詳細は公式サイト(
パークホテル東京)をご覧ください。