日韓国交正常化60周年記念イベントがソウルで盛況に開催！

日韓国交正常化60周年を記念した食の魅力発信イベント

2025年11月21日、日本食品海外プロモーションセンター（JFOODO）は、ソウルのコリアナホテルにて、日韓国交正常化60周年を祝う食の魅力発信イベント「Taste of Japan: A Culinary Journey」— 発酵の饗宴:日本食文化の旅 —を成功裏に開催しました。このイベントでは、日本の伝統的な発酵食品にスポットを当て、日本各地の食材と文化を紹介し、交流を深めることを目的としていました。

イベント当日は、韓国のメディア関係者やインフルエンサーら約80名が集まり開催され、日本の食文化に対する興味の高さを伺わせました。JFOODOの執行役である北川浩伸は、参加者に向けて「韓国と日本の交流が進む中、日本の地域食材や伝統的な発酵文化を紹介したいと考え、このイベントを企画しました。これを機に、日本の農林水産物や食品がより身近に感じられるようになり、観光や食文化交流がさらに発展することを期待しています」と挨拶しました。

特別ゲストとして登場したのは、著名な料理人である中村浩治シェフ。彼は、西京味噌や八丁味噌など、地域色豊かな発酵食品を用いた料理や、韓国の食文化との融合メニューを展開し、参加者の舌を魅了しました。中村シェフは「日本の味噌、醤油、酢は、韓国と同様に発酵文化の中で育まれてきましたが、地域ごとに原料の比率や作り方、熟成方法が異なるので、味や色、香りに大きな違いがあります」と発酵調味料の特徴を詳細に説明しました。

ランチは、縞鯵の刺身、鰤の煮物、帆立のカルパッチョ、豆腐のチョングッチャン（納豆スタイル）、抹茶味噌ティラミスなど、シェフによる彩り豊かな料理が盛りだくさんでした。参加者たちは「日本の発酵食品をもっと知りたい」と興味津々の様子で食事を楽しみました。また、中村シェフによるライブパフォーマンスやフォトゾーンも設けられ、日本の発酵文化の説明パネルなど、多彩なコンテンツが用意されており、参加者からは高い評価を得ました。

このイベントを通じて、日本の発酵食品が韓国の食文化にどのように融合できるか、多くの人々に深く理解してもらうことができました。日韓間の食文化交流は、今後さらに進化を遂げ、より多くの人々に愛されることが期待されています。

最後に、主催者であるJFOODOの担当部門は、「今後もこのような交流の場を設け、両国の食文化をさらに深めていきたい」と意気込みを語りました。

担当部課
JFOODO 海外プロモーション企画課（担当:松野、友田、春日）
Tel: 03-3582-8344
E-mail: [email protected]