JSOLとフォアーゼット、サイバーセキュリティ強化で業務連携開始!ホワイトハッカー育成にも注力
JSOLとフォアーゼット、業務提携で日本のサイバーセキュリティを強化
近年、企業を取り巻くサイバー攻撃の脅威はますます深刻化しています。多くの企業がデータ活用による競争優位性を目指していますが、データセキュリティの確保は喫緊の課題となっています。しかし、高度なサイバーセキュリティ対策を提供できる専門家の不足は深刻な問題です。
この問題解決に向けて、株式会社JSOLと株式会社フォアーゼットは業務提携を行いました。両社は、それぞれの強みを活かし、日本企業のサイバーセキュリティレベル向上に貢献します。
フォアーゼット:攻撃者視点のセキュリティ対策で知見を提供
フォアーゼットは、政府機関や民間企業に対し、高度なサイバーセキュリティサービスを提供しています。脆弱性診断やペネトレーションテストといった、攻撃者視点でのテストを実施することで、潜在的なセキュリティリスクを洗い出し、対策を提案します。さらに、ベトナムのDuy Tan大学との連携によるホワイトハッカー育成にも取り組んでおり、高度なセキュリティ人材の育成にも貢献しています。これは、日越外交関係樹立50周年記念事業として認定されている活動でもあります。
JSOL:幅広いITソリューションで企業の課題解決を支援
JSOLは、ITコンサルティングからシステム構築・運用まで、幅広いITサービスを提供する企業です。NTTデータおよびSMBCグループの一員として、長年培ってきた経験とノウハウを活かし、企業のIT課題解決を支援しています。今回の業務提携により、フォアーゼットのセキュリティに関する専門知識とJSOLのITソリューション提供能力が融合し、より高度なセキュリティサービスを提供できるようになります。
共同研究会設立でセキュリティリテラシー向上へ
両社は5月、日本企業のITセキュリティ担当部門を対象としたセキュリティ研究会を発足させます。この研究会では、最新のセキュリティトレンドやハッカー視点での攻撃手法に関する情報提供、ホワイトハッカーとの交流、セキュリティ業界の第一人者による講演などを実施。参加企業間のセキュリティ対策の共有なども行い、日本のサイバーセキュリティレベルの向上に貢献します。
ホワイトハッカー育成と活躍機会の創出
フォアーゼットが開発・運営するバグバウンティプラットフォームを通じ、ホワイトハッカーの活躍機会創出にも力を入れます。ホワイトハッカーの市場認知度向上、教育、企業への派遣などを推進することで、持続的なセキュリティ人材育成を目指します。
まとめ
JSOLとフォアーゼットの業務提携は、日本のサイバーセキュリティ対策強化に大きな一歩となります。両社の強みを活かした連携により、より高度で包括的なセキュリティソリューションが提供され、日本の企業や行政機関のセキュリティレベル向上に大きく貢献すると期待されます。高度なセキュリティ人材育成への取り組みも、今後の日本のサイバーセキュリティの未来を担う重要な要素となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社フォアーゼット
- 住所
- 山口県大島郡周防大島町伊保田1195
- 電話番号
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