岐阜県高山市にて、一般財団法人・飛騨地域地場産業振興センターが主催する第9回飛騨ものづくり展が2024年4月25日から始まります。会場は同センター内のクラフトギャラリーで、入場は無料となっています。今回の展覧会のテーマは「炎塊・飛騨の陶磁器」で、過去の展覧会同様、多くの来場者に楽しんでもらえる内容となっています。
前回のものづくり展では「木のおもちゃ」をテーマにしており、特に海外からも多くの観光客が訪れる一大イベントとなりました。今年もまた多くの人が期待される中、陶磁器という伝統的な工芸品に焦点を当てています。
飛騨地域は、江戸幕府の直轄地として窯業が始まり、長い歴史を持っています。今回のテーマ「炎塊」には、作家たちの情熱や熱意が素材である陶土に形づけられ、日常使いに適した作品を生み出すことが込められています。新たに設立された窯元もあり、それぞれが独自の工夫やデザインを取り入れています。
この展覧会では芳国舎渋草製陶所や小糸焼窯元、斐太竜覚窯、飛騨照見窯、しずく窯など、地元の優れた窯元が参加します。独自の作品が披露され、それぞれの窯元のこだわりを直接見ることができる貴重な機会です。
開催期間は4月25日から8月2日まで、休館日なしの原則で、時間は毎日午前9時から午後5時まで。高山市内に駐車場があるため、車での来場も便利です。駐車場は市営広小路駐車場が利用可能ですが、有料となりますので注意が必要です。
来場者は、陶磁器を通じて飛騨地区の職人の技術と伝統を実感し、また新たなデザインの陶磁器を楽しむことができるでしょう。特に作家たちの情熱や思いを感じることのできる製品は、日常生活の中で使うことでより一層その価値を感じることができるはずです。
ぜひ、この機会に高山を訪れ、飛騨の陶磁器の魅力に触れてみてはどうでしょうか。飛騨地域の文化と技術が結集した作品群は、きっとあなたの心に残ることでしょう。
さらなる詳細や問い合わせについては、飛騨地域地場産業振興センターまで。住所は高山市天満町5丁目1番地25です。電話番号は0577-35-0370となっています。現地で職人たちの思いを感じながら、飛騨のものづくりの深さを探索してください。