AYAが描くインクルーシブ社会
2024-06-29 15:33:39

【設立1周年】医療的ケア児・障がい児向けイベント42回開催!NPO法人AYAが描くインクルーシブ社会の実現

スポーツ・芸術・文化で世界を広げる!NPO法人AYAが設立1周年を迎える



2024年6月29日、医療的ケア児や障がい児とその家族に、スポーツ・芸術・文化を通じて世界観を広げる機会を提供するNPO法人AYAは、設立1周年を迎えました。

AYAは、「病気と闘う・障がいと共に生きる・医療的ケアが必要である子どもたち」とその家族に、様々な挑戦の場を提供しています。設立から1年間で、バスケットボールやサッカー観戦、小笠原諸島での海水浴、人気のアニメ映画上映会など、計42回のイベントを実施し、のべ3,031名(ご家族・スタッフを含む)にご参加いただきました。

640名からのアンケート結果:99.7%が「満足」以上!



設立1周年を記念し、これまで開催された37回のイベント参加者から任意で回答いただいたアンケート結果が発表されました。回答した640名のうち、81.6%が「大変満足」、18.1%が「満足」と評価。99.7%が「満足」以上の評価という素晴らしい結果となりました。

参加者からの声:貴重な体験と喜びの声が多数!



アンケートでは、「車椅子から降りて、一般席での体験! とても貴重でした! できるんだぁ!という嬉しさと、イベントだったからこそ出来たチャレンジだったので、新しい発見をいただけました!」「病気をしてからは、気軽に”やってみよう!行ってみよう!”ができなくて諦めることが多い日常でした。が、今回の上映会に参加させていただき、娘のキラキラした目を見て涙が出ました。」など、感動的な声が多数寄せられました。

今後の活動計画:47都道府県でのイベント開催、AYAインクルーシブ映画DAY設立へ



代表の中川悠樹氏は、今後の活動計画として、2年目は1年目の約3倍となる30都道府県でのイベント開催、さらに3年目には47都道府県でのイベント開催、AYAインクルーシブ映画DAYの設立を目指すと発表しました。

「病気や障がいがあっても、楽しい経験がたくさんできる。何かしたい!と思ったときに、真っ先に思い出していただけるような存在になれたらと願っています。」と、中川氏は語ります。

社会へのメッセージ:インクルーシブな社会の実現に向けて



AYAが感じている最大の課題は、医療的ケアが必要な子どもたちや、障がいと共に生きる子どもたちの存在や実情が、社会の多くの人々に知られていないことです。

「私たちの活動を口頭で伝えても『良さそうな活動だね』と一定の理解はしていただける一方で『儲からないのになんでこんなことするの?』などの言葉をかけられたこともあります。」と、中川氏は続けます。

AYAは、より多くの人にイベントを身近に感じてもらい、活動の輪を広げていくことで、最終的にはNPO法人AYAが存在しなくても、自然とインクルーシブな社会になることを目指し、活動を継続していくとのことです。

NPO法人AYA:誰もが笑顔で参加できるインクルーシブな社会へ



NPO法人AYAは、スポーツ・芸術・文化を通して、医療的ケアが必要な子どもたちや、障がいと共に生きる子どもたちの世界観を広げる場を提供し、誰もが笑顔で参加できるインクルーシブな社会の実現を目指しています。

NPO法人AYAホームページ: https://aya-npo.org/


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