海外渡航前に確認すべき！ミャンマー・タイ国境付近の注意喚起

海外渡航のリスクと注意喚起

最近、日本人がオンラインゲームやSNSでつながった面識のない人から、海外での仕事を紹介され、ミャンマーの特殊詐欺の拠点に連れて行かれるという深刻なケースが増加しています。このような事案では、最終的に詐欺行為を強要されるばかりか、ノルマ達成ができない場合は暴力を受ける危険もあります。

特殊詐欺とは？

特殊詐欺とは、他者をだまして金銭を搾取する犯罪の一種です。最近の事例では、詐欺の実行を強制され、逃げられない状況に置かれた被害者が多数報告されています。特にミャンマーとタイの国境付近では、少数民族武装組織が地域を支配しており、現地の治安が非常に不安定です。これにより、ミャンマーの当局による救済活動が難しくなっています。

安全確保のために

このような状況を踏まえ、海外での仕事を紹介される際は、必ず以下の点に留意してください。まず、面識のない人からの誘いには慎重になりましょう。不安がある場合は、家族や友人に相談することをお勧めします。また、外務省や在ミャンマー日本国大使館に連絡を取り、必要な情報や助言を得ることが重要です。

相談窓口の情報

万が一、詐欺の被害に遭った場合や不安を感じた場合は、必ず相談窓口に連絡しましょう。日本国内では、外務省の領事サービスセンターがあります。所在地は東京都千代田区霞が関2-2-1、電話番号は03-3580-3311です。さらに、警察相談専用窓口である#9110も利用可能です。岐阜県からミャンマー国内の連絡先は、在ミャンマー日本国大使館です。住所は No.100, Natmauk Road, Bahan Township, Yangon、電話番号は549644～549648です。