日本の空間デザイン年鑑の発行が近づく
一般社団法人日本空間デザイナー支援機構(SSOJ)が、2026年春に発売予定の「日本の空間デザイナー年鑑 デジタル版 Vol.01 2026-2027」の掲載デザイナーを募集しています。この年鑑は、日本の優れた空間デザイナーたちの情報を英日表記で世界中に発信することを目的としています。発表された内容では、2025年8月1日から11月30日までの間、デザイナーの募集が行われることが明らかにされました。
デジタル版年鑑の特集には、建築からプロダクトデザインまで幅広い日本の空間デザインに影響を与えてきたデザイナー、橋本夕紀夫氏が取り上げられます。インタビュアーには著名な角倉小百合氏が選ばれており、国内外の読者に向けて日本のデザイン文化がどのように築かれてきたのか、様々な視点で語られることが期待されています。
掲載デザイナーの募集概要
- - 募集期間: 2025年8月1日~11月30日
- - 対象: 建築デザイナー、ランドスケープデザイナー、インテリアデザイナー、ライティングデザイナー、家具デザイナー、アーティスト、エディター、フォトグラファー
掲載されるデザイナーは、国内外のアワードでショートリスト以上の実績が求められます。アワード経験が少ない方でも、メディアでの掲載歴があれば応募が可能です。1人のデザイナーには、カラー4ページでの紹介が行われ、プロフィールや印象的なプロジェクト写真が掲載される予定です。
掲載費用と会員規定
SSOJの会員と非会員で掲載費用が異なります。入会後に掲載を希望する場合、年会費24,000円が必要ですが、初掲載は24,000円+税となります。継続掲載では、前年のデータを維持する場合12,000円+税が必要です。一方、入会しないでも年鑑に掲載したい方には初掲載が72,000円+税、継続掲載が36,000円+税となります。また、旧版からデジタル版への移行を希望しない場合、デジタル版への掲載は行われませんので注意が必要です。
デジタル書籍の特徴
この年鑑はAmazon Kindleからデジタル書籍として発売されます。価格は9800円+税ですが、Kindle unlimitedに登録することで月額980円で読めるサービスが提供される予定です。初回登録では1か月無料トライアルも利用可能です。
SSOJの活動目的
SSOJは、空間デザイン業界を横断的に結ぶネットワークを作ることを目指しています。最近のデザイン業界は進化を続けており、建築からインテリア、プロダクトに至るまですべてが融合しつつあります。このような背景の中で、デザイナーや企業の直面する問題を解決するために、様々なサポートを行っています。
SSOJの主な機能には、日本の空間デザイナーを世界に発信する年鑑の発行、企業にデザイナーを紹介するサービス、デザイナーが抱える課題解決のための相談窓口設置などがあります。特に法律、知的財産、税務、社会保障などの問題に対してもアプローチし、業界全体の発展を目指しています。
日本の空間デザインを世界に知らしめるため、ぜひこの機会に応募してみてはいかがでしょうか。詳しい情報や申し込みは、
こちらのリンクからご覧いただけます。
SSOJは、2024年4月に設立され、このような活動を展開しており、業界の未来に向けた可能性を切り拓く取り組みを行っています。