地域社会をつなぐおおさき万博2024の新たな試み「性教育カフェ」

おおさき万博2024の魅力

2024年9月29日、宮城県加美町のやくらい文化センターにて、おおさき万博2024が開催されます。このイベントでは地域社会の課題解決に取り組む市民団体が出展し、地域住民と交流を図る場を提供します。目的は「おおさきのより良い未来」を創造することで、多様な活動が一堂に集まり、地域の魅力を再発見する貴重な機会となります。

おおさき万博の開催内容

おおさき万博では、展示発表や体験ブースを通じて、参加団体がそれぞれの活動を紹介します。市民活動やエンターテインメント、アート、美味しい食べ物が融合し、地域文化をより深く理解するためのオープンな場になります。参加者は、地域に息づく魅力を体感しながら、未来へ向けた新たなアイデアを共有できます。

「性教育カフェ」の開催

特に注目したいのが、今回初めての試みとなる「性教育カフェ」です。性教育についての理解を深めるための様々なプログラムを用意し、参加者が自由に出入りできる空間が提供されます。性教育の重要性を認識し、当たり前のように話し合う文化を育むことがこのプログラムの目的です。これにより、性についての偏見を減らし、より良い理解を促進することを目指します。

開催時間は11:20から14:20で、予約は不要、入場も無料です。興味のある方は、ぜひ気軽に足を運んでみてください。

NPO法人HIKIDASHIの出展

参加団体の一つであるNPO法人HIKIDASHIでは、以下のような活動を行います。性教育に関する絵本や書籍の展示、リーフレットの配布を行い、代表著書も販売します。特に注目の著書には、

- 『げっけいのはなしいのちのはなし』（税込1,430円）
- 『『げっけいのはなしいのちのはなし』から広がる世界』（税込1,650円）

これらの売上の一部は活動資金として使われ、今後の活動を支えます。

また、絵本の読み聞かせや性教育に関する「ここからかるた」の体験コーナーも設置され、訪れる方に楽しんで学んでもらえる工夫がされています。家庭での性教育についての方法や相談への対応も用意されており、参加者が気軽に質問できる空間となっています。