インドの刺し子技法「グドゥリー」の魅力に浸る全国巡回フェア開催

インドの刺し子技法「グドゥリー」の魅力を体感！

日本全国を巡回する「グドゥリーフェア」が、2024年3月28日からスタートします。このフェアでは、インドの伝統技法を駆使した手仕事のアイテムが多数展示され、多くの人々にその魅力を知ってもらうことを目的としています。マライカ株式会社が主催し、一部商品はオンラインショップでの先行販売も行われています。

グドゥリーとは？

「グドゥリー」はヒンディー語で「刺し子」を意味し、インドのベンガル地方に伝わる技術です。この技法では、使い古されたサリーやルンギを重ね、隙間なく刺し子を施します。これにより、布は新たな命を吹き込まれ、美しいアート作品へと生まれ変わります。

グドゥリーの布には、職人たちの愛情と技術が一針一針に込められており、使うほどに深みが増していきます。また、これらの布はすべて一点ものなので、持ち主にとっては唯一無二の存在として特別な意味を持つことでしょう。

フェアの内容

フェアでは、シルクのグドゥリーを中心に、カラフルなパッチワークやダークカラー展開のアイテムが用意されています。リバーシブル仕立てのスカートや新作のバッグ、ショール、クッションなど、日常生活に取り入れやすい多様なアイテムが揃います。

例えば、シルクグドゥリーの前開きワンピースは19,900円、ジャケットは18,900円、スカートは30,000円と、デザインも多様で魅力的です。特に、オンラインショップでの先行販売では、アイテムが売り切れ続出となっており、人気の高さがうかがえます。

職人の手仕事

これらのグドゥリーは、インド東部・コルカタ近郊のクスティア村で生産されています。村の女性たちは、家事や農作業の合間を縫って、少しずつ丁寧に針を進め、一つの布を完成させます。特に大きなベッドカバーサイズなどの作品になると、その制作には2ヶ月以上を要することもあります。

そのため、フェアでは職人たちの手仕事の温かみを直接体感できる絶好の機会となっています。長い歴史の中で受け継がれてきた技術を、ぜひとも手に取って実感してみてください。

開催スケジュール

フェアの開催は、以下のスケジュールで実施されます。

- 3月28日 - 4月7日: 群馬、埼玉、千葉、神奈川、石川、大阪、福岡、沖縄
- 4月11日 - 4月21日: 岩手、宮城、千葉、埼玉、神奈川、大阪、長崎
- 4月25日 - 5月6日: 北海道、栃木、埼玉、愛知、兵庫
- 5月10日 - 5月19日: 北海道、茨城、神奈川、奈良、福岡
- 5月23日 - 6月2日: 北海道、千葉、神奈川、愛知、岡山
- 6月6日 - 6月16日: 茨城、栃木、長野、静岡

上記の日程で、日本各地のマライカの店舗でこの素晴らしいフェアを体験できます。ぜひお近くの店舗を訪れて、グドゥリーの魅力を直接感じていただきたいと思います。あなたの生活を彩る特別な布との出会いをお楽しみに！

会社情報

マライカは、アジア・中南米・アフリカからの民芸雑貨や布、ファッションアイテムを取り扱い、全国に店舗を展開しています。カフェを併設した大型店であるマライカバザールを始め、全国に55店舗を構えています。創業者の怡土公一氏は、世界の民芸品を通じて文化を広めることを理念に、今なお精力的に活動を続けています。

詳しい情報は、公式ウェブサイトやInstagramで確認できます。

マライカ公式サイト