釜石市の復興
2025-07-01 14:30:38

釜石市が新たに設立したコンソーシアムが地域を活性化!

釜石市の新たな挑戦!「チームうのスタトライ!」の設立



2025年6月30日、岩手県釜石市は、地域課題解決と持続可能な運営方法の確立を目指すコミュニティ・コンソーシアム「チームうのスタトライ!」を設立しました。このコンソーシアムは、釜石市長の小野さんを中心に、株式会社かまいしDMCや日鉄興和不動産などの企業が集い、地域との協業を促進することが目的です。

背景と経緯


「釜石鵜住居復興スタジアム」は、2019年のラグビーワールドカップに向けて建設され、2018年に完成しました。しかし、世界的なパンデミックによりスポーツ活動が低迷し、運営方法の見直しを余儀なくされてきました。スタジアム運営は当初、市直轄で行われていましたが、その後民間導入への計画が進められ、地域経済の発展へとつなげることを目指しています。

釜石市は、人口減少や少子高齢化といった課題に直面しており、2020年には「第2期釜石市人口ビジョン・オープンシティ戦略」を策定。この戦略に基づき、都市部の企業や大学との連携を強化し、地域との持続的な関係を築いていくことが求められています。

コンソーシアムの目的


「チームうのスタトライ!」は、スタジアムが地域の夢や希望を形にする拠点となるよう、専門分野の異なる企業が集まって運営方法の確立を目指します。その中で、地域の課題解決や新規事業の創出に取り組みながら、イノベーションを生み出し、釜石市の地方創生へと貢献することを目指しています。

スタジアムの可能性を探る


今後、スタジアムでの新しい活用法や顧客獲得を目指した誘客コンテンツの開発に取り組む予定です。また、地域資源の活用を進め、釜石市と全国の企業や人々との結びつきを深めていくことも視野に入れています。これにより、地域内外の参加がより一層促進され、「つながり人口」を増やすことを目指します。

コミュニティ・コンソーシアムの構成


コミュニティ・コンソーシアムには、オーナー会員として釜石市、株式会社かまいしDMC、日鉄興和不動産が参加し、パートナー会員には釜石シーウェイブスRFCやさまざまな企業が参画しています。各企業を結集し、専門知識やリソースを持ち寄ることで、地域課題解決や新たなビジネスチャンスの創出を目指します。

基本理念と活動内容


本コンソーシアムの基本理念は3つに分かれています。まず、新しい運営管理の在り方を考え出し、持続可能な運営的方法を確立すること。次に、会員の専門分野を活かし地域課題解決や新規事業を共創すること、そして最後に地域課題解決の取り組みを横展開モデルとして創造することです。

具体的な活動としては、スタジアムを利用した誘客コンテンツの開発や収益化の方策、また新規顧客獲得に向けた協議を行います。釜石市周辺の地域資源を活用し、各会員間での情報共有や連携も推進していく予定です。

地域の未来に向けた一歩


「チームうのスタトライ!」の発足は、釜石市が地域課題解決に向けて挑戦する新たな一歩です。市と民間企業が手を組むことで地域の未来を見据えた運営や新規事業の展開が期待され、釜石市の発展に寄与することが期待されています。地域の夢を形にするための取り組みが、今後どのように展開されていくのか注目です。


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会社情報

会社名
日鉄興和不動産株式会社
住所
東京都港区赤坂一丁目8番1号 赤坂インターシティAIR
電話番号
03-6774-8000

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