無線LANと冗長機能を備えた「Rooster DRX5010」登場
サン電子株式会社(名古屋市)は、2021年11月17日より新型無線LANルーター「Rooster DRX5010」の出荷を開始しました。この製品は、特に過酷な環境下での安定運用に焦点を当て、産業用モバイルルーターとしての特徴を持っています。
Rooster DRX5010の主要な特長
Rooster DRX5010は、無線LAN(親機)機能とデュアルSIMによる冗長化機能を搭載しています。これにより、顧客はさまざまなデバイスと接続しやすく、さらに、通信の信頼性が向上しています。
無線LAN機能
無線LAN機能を使用すると、タブレット、サイネージのセットトップボックス、防犯カメラといったお客様の端末とワイヤレスでつながります。もちろん、有線LANのインターフェースも備えているため、設置環境に合わせて柔軟に選択可能です。これにより、安定した通信環境を提供し、産業用途においても信頼性の高い接続を実現します。
デュアルSIMによる冗長機能
DRX5010は、異なるキャリアのSIMカードを2枚挿入できるデュアルSIMスロットを搭載しています。通常はメイン回線で通信し、万が一のトラブル時にはサブ回線に切り替えられます。これにより、金融業界、官公庁など、通信の継続が求められる業界での利用が安心です。初回出荷版は設定変更による回線切替が必要ですが、今後のファームウェア更新で自動切り替え機能も実現予定です。
内蔵アンテナ
本製品は、アンテナを内蔵しているため、外付けアンテナなしでモバイル通信が可能です。この設計は省スペースでコストも抑えられ、現場での設置において利便性を向上させています。ただし、金属ボックス等での使用時には外付けアンテナの用意が必要です。
デバイスマネジメントサービスへの対応
Roosterシリーズは、サン電子のクラウド型デバイスマネジメントサービス「SunDMS」にも対応しています。このサービスを活用することで、現場を離れた状態でも、Roosterの稼働状況、電波状態の確認、設定変更、ファームウェア更新などが可能となり、利便性がさらに向上します。
様々な用途に対応
サン電子は、広範な用途で活用できるRooster DRX5010の特長を強調しています。顧客にとって「より便利でお求めやすく」、またこれから検討をしている方々にも「多様な利用シーンに活用できる」という期待が寄せられています。今後のIoT環境において、安心して利用できる産業用スペックの製品として、ぜひRooster DRX5010をよろしくお願いします。
※製品の仕様は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。
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