株式会社SHIPがベトナムに新拠点「SHIP-VIETNAM」を開設
株式会社SHIP(本社:大分県大分市、代表取締役 家長 真大)が2025年9月、ベトナムのホーチミン市に新たな拠点「SHIP-VIETNAM」を設立することを発表しました。この新拠点は、海外における開発体制の強化や人材育成を目的としており、AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)に重点を置いています。
設立の背景
SHIPはこれまで、海外のパートナー企業との連携を通じて開発協業を進めてきた実績があります。今回のベトナム進出はその一環であり、現地の優秀なエンジニアと協力することで、高品質かつ効率的なオフショア開発を実現する狙いがあります。特に、ベトナム市場のIT成長を見込んで、SHIPはこの国をアジアにおける開発の中心地と位置付け、現地でのソフトウェア開発能力を大幅に向上させることを目指しています。
目指すビジョン
「SHIP-VIETNAM」を設立する最大の目的は、ベトナム市場での売上シェアを拡大し、日本の市場依存から脱却することです。これにより、日本のチームとネパールのチームにも新たな刺激を与え、全体の競争力を向上させることが期待されています。代表取締役の家長は、「ベトナムという成長著しい国において、強固な組織を築いていきたい」と語っています。
こだわりのオフィス環境
SHIP-VIETNAMのオフィスは、ホーチミン市の中央部にあり、近くにはベトナム最高の高層ビルや商業施設、最近完成した地下鉄も併設されています。エンジニアリングマネージャーの花﨑は、「経済の中心地や進行中の開発エリアへのアクセスが便利な場所」とし、将来的な発展を見込んでいると述べています。
現地エンジニアの役割と目標
ベトナムのエンジニア組織における目標は、AIを活用して日本に負けない技術集団を構築することです。具体的には、個々のエンジニアがフルスタックを目指し、品質を維持するためにテスターが不要な体制を整えていくことが求められます。このオフショア開発の対応範囲を広げ、ベトナム側では設計から運用まで全般を担当し、日本側では顧客との調整に集中することを目指しています。
ベトナムのエンジニアの魅力
ベトナムのエンジニアたちは新しい技術の吸収が早く、チームワークの強さが開発を加速させる要因となっています。また、相互に助け合う文化が醸成されており、コミュニケーション能力も高いため、国際的なプロジェクトにおいて非常に魅力的な存在です。
技術と文化の架け橋
ITコミュニケーターとしてのTrangさんは、両国の文化を踏まえた協力的な雰囲気を作ることを重視し、言語や技術の知識だけではなく、ソフトスキルの重要性を強調しました。彼女は日々の学びを通じて、双方の理解を深めることに努めています。
未来への展望
将来的には、SHIP-VIETNAMは自立駆動型の組織として、国内外で価値を生む基盤を築いていくことを目指しています。「やさしく」「たのしく」「すごく」をベトナムチームの文化として根付かせ、グローバルに活躍するチームとして成長を続けていきたいと、代表の家長は意気込みを見せています。
SHIP-VIETNAM 概要
- - 社名:SHIP VN CO.,LTD
- - 所在地:175 Phan Chu Trinh (Extended) Street, Binh Loi Trung Ward, Ho Chi Minh City, Vietnam
- - 代表:家長 真大(株式会社SHIP 代表取締役)
- - 設立:2025年9月
- - 事業内容:WEBシステム、アプリ開発、Web制作
- - 親会社:株式会社SHIP(日本・大分県)
- - URL:SHIP-VIETNAM公式サイト
現地でのチームメンバー募集も行っており、グローバルな環境で働きたい方をお待ちしています。