株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長玉川憲)は、IoT活用を支援するビジネスパートナープログラム「SORACOMパートナースペース(SPS)」に、6社の新しい認定パートナーが参加することを発表しました。新たに加わったのはNCDC株式会社、エム・シー・エム・ジャパン株式会社、クラウドテレコム株式会社、株式会社ジェネタス、株式会社バトネクスト、丸紅情報システムズ株式会社の6社です。
SORACOMは、213の国と地域で展開されるIoT向けデータ通信を中心に、IoTシステム構築に必要なさまざまなサービスを提供しています。これにより、企業はIoTプロジェクトにかかる開発期間を短縮することができ、また大規模なIoTシステムを効率的に運用できるメリットがあります。
SPSは、デバイス、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、アプリケーション、AIなど、各専門領域に強みを持つ企業が集結するプログラムです。特に認定済みパートナーたちは、各自の専門分野でのSORACOM活用実績と深い知見を有しており、パートナー同士の協業を通じてIoTの導入を加速させることが期待されています。
新たにSPSに認定された各企業の特色を見ていきましょう。
1.
NCDC株式会社
デジタルイノベーション専門のファームで、デザインとテクノロジーを融合させたサービスを提供しています。IoTデータをクラウドに連携し可視化する「ミエルコウジ」や「ミエルテンケン」は、現場点検や建物管理を効率化するためのもので、生成AIを活用したサービスも展開中です。
2.
クラウドテレコム株式会社
フリーロケーションを支える通信インフラを提供しており、既存のアナログ電話機を活用したIP化の移行を実現します。さらに、光回線の障害時には自動でモバイル回線に切り替えることで、業務の継続を支援するIoTルーターも展開しています。
3.
エム・シー・エム・ジャパン株式会社
IoT関連技術に特化した企業で、センサーやゲートウェイ製品を始めとしたIoTソリューションを提供しています。ロバステル社製の高性能なLTEルーターなど、堅牢で安全な通信環境を実現しています。
4.
丸紅情報システムズ株式会社
幅広い業界において高付加価値のソリューションとサービスを提供している企業です。LTE SIM対応のマルチゲートウェイを用い、センサーデータの安全な送信をサポートし、現場の状況を即座に把握できる体制を整えています。
5.
株式会社ジェネタス
モバイル通信デバイスの開発から業務効率化を推進するDXサービスを提供しています。センサーやゲートウェイを組み合わせたソリューションで、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援します。
6.
株式会社バトネクスト
AIシステム開発やIoTデータ分析を手掛け、戦略設計から実運用までサポートします。小売や教育分野を中心に、データの自動収集から分析活用に至るまで、一貫した支援を展開しています。
新たに認定されたこれらの企業は、SORACOMのパートナープログラムを通じて、IoTプロジェクトのさらなる加速が期待されています。これまでの知見をもとに、企業間の連携を強化し、新しいビジネスチャンスを創出していくことでしょう。今後の展開に注目です。
SORACOMパートナースペース(SPS)は、IoTプロジェクトにおいてパートナーとの協業を考える企業にとって、最適なサポートを提供するためのプログラムです。その詳細については公式サイトでご確認ください。ぜひ、ビジネスパートナーとしての参画もご検討ください。