全国簿記競技大会で新潟の学生たちが輝く
令和7年9月7日、全国簿記競技大会が開催されました。この大会には、全国の計159名が参加し、厳しい競争が繰り広げられました。そして、新潟市のNABI新潟会計ビジネス専門学校の学生たちが、専門課程の部において2年連続での優勝、準優勝、第3位を獲得する快挙を成し遂げました。これにより、同校は全国最多入賞を果たしています。
この大会は1996年から毎年実施されており、今年度よりオンライン試験形式が導入されました。大会では個人戦で競われ、参加者はグループ内で仲間をライバルとしながら練習の成果を発揮し、見事な結果を残しました。
優勝者からのメッセージ
優勝を果たした渡辺優陽さんは、「学生生活最後に優勝を成し遂げられてとても嬉しいです」と心情を吐露。大会当日は緊張せずに集中することができ、その結果が生まれたと語ります。彼女は、問題の表示や解答形式の違いによる戸惑いもありましたが、「解けるところから積極的に取り組む」という意識によって、冷静さを保つことができたとのことです。
準優勝の宮愛実さんは、「2回目の参加で良い結果が得られ、素直に嬉しいです」と感謝の言葉を述べました。冷静に問題に向き合えたことが勝因だと考え、部活動での学びが役立ったと感じています。
第3位の須藤翔也さんは、「日々支えてくれた先生方と仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、競技大会での成果はその努力の証だと振り返りました。税理士試験での経験を活かし、落ち着いて問題に臨むことができたと少しの自信も見せています。
新潟会計ビジネス専門学校の教育理念
本校は入学者全員が簿記を学ぶことを重視し、会計の基礎に不可欠な「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」の育成を目指しています。このような教育プログラムを通じて、学生たちが目標に向かって努力し続けることが、全国大会での優秀な成績につながると考えています。
全国簿記競技大会は、経理や会計に関する知識や技能を測るための重要な場であり、さらなる計算力や思考力の向上が求められています。日本の伝統的な珠算教育にも影響を受けているとされ、現代でも簿記や電卓を通じて若者たちの計算能力を育んでいます。
今後も同校は、簿記や電卓教育を通じて、社会で活躍できる優れた人材を輩出する努力を続けていくとしています。
新潟会計ビジネス専門学校の実績
- - 簿記の部: 団体優勝回数日本一17回、連続優勝6連覇、個人優勝12回
- - 電卓の部: 団体優勝回数日本一18回、連続優勝9連覇、個人優勝10回
サポート体制を整えた新潟会計ビジネス専門学校で、次世代の経理人材が育成されています。これからも彼らの活躍に大きな期待が寄せられています。