ブラインドメイクの力
2020-09-02 10:30:01

視覚障害者にも希望を与えるブラインドメイクと新ブランド誕生の背景

視覚障害者にも希望を与えるブラインドメイク



視覚障害者や認知症患者、さらにがん患者といった方々のQOL(生活の質)を向上させるための「ブラインドメイク」が注目を集めています。この技術は、公益社団法人化粧療法協会の会長である大石華法さんによって開発されたもので、目が見えない人が化粧道具を使わずに自分の手を使って化粧を行う技法です。2010年に生まれたこの技術は、テレビや新聞、ラジオなど多くのメディアで取り上げられ、今ではフランスや中国、韓国など世界中へと広がっています。

化粧療法協会の設立背景



大石華法会長が設立した公益社団法人化粧療法協会は、2016年に設立されました。協会では高齢者、認知症の方、障害や疾病を抱えた方々を対象に、化粧によるケア活動と研究を行っています。化粧療法は、単なる美しさを追求するものではなく、心の健康にも大きな影響を与えることが知られています。大石会長は、化粧の力で自信を持ち、人生をより豊かにする方法を提供しています。

ブラインドメイクの普及活動



「ブラインドメイク」は、特に視覚障害者が自分で化粧を楽しむことができる技術です。この技法を普及する活動は、化粧療法協会の重要な使命の一つであり、多くの講座やワークショップが行われています。また、この活動を通じて、専門の化粧療法士を養成し、さまざまな場面での化粧ケアの必要性を広めています。大石会長は、視覚障害者が自分の手で化粧を行うことで、自己表現や自己肯定感を高めることができると考えています。

Therapistpro®の誕生



大石華法会長の夢は、さらに広がりを見せています。彼女は「Therapistpro®(セラピストプロ)」という新しい化粧品ブランドを立ち上げました。このブランド名には、患者に寄り添い、セラピストとしてのプロ意識を大切にするという願いが込められています。化粧品はただの道具ではなく、心に寄り添う存在であるべきだという考え方から、セラピストから支持されることを目指しています。

新製品紹介:Therapistpro® Lip



このブランドからの第一弾商品は、就寝前に使用する唇ケア専用美容液です。睡眠中の唇の乾燥を防ぐために設計されており、プラセンタ製剤を使用することで、しっかりとしたうるおいを実現します。さらに、質の良い睡眠を促進する香りも取り入れられており、使用者にとって心地良い体験が得られます。

株式会社日本生物製剤との連携



このプロジェクトには、株式会社日本生物製剤(JBP)が強力にサポートしています。JBPはプラセンタの価値を科学の力で追求し、医療や美容分野での活用を進める企業です。彼らの製品は、医療用としても使用されており、高い安全性と効果を持っています。

まとめ



視覚障害者の方々が、ブラインドメイクを通じて自己表現の方法を見出すことが期待され、さらに新ブランド「Therapistpro®」がその活動を強化することで、化粧療法の可能性が広がっています。この活動は多くの人々にポジティブな影響を与え、化粧が持つ新たな意義を今後も創出していくことでしょう。大石華法会長の情熱と努力には、これからも注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社日本生物製剤
住所
東京都渋谷区富ヶ谷1丁目44番4号
電話番号
03-3481-6061

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