メタバース革命を先取り!
2023年9月4日、大阪・なんばパークスの「eスタジアムなんば本店」で「Metaverse Japan Summit 2025@Osaka」が開催され、約500名もの来場者が集まりました。このイベントは一般社団法人Metaverse Japanが主催し、国内でも最大級のメタバース関連イベントです。テーマは「Beyond Reality:都市・エンターテインメント・未来社会の共創」であり、教育や防災を含む未来のビジョンが討論されました。
防災メタバース体験が話題に
Meta Heroesはパートナー企業として参加し、防災メタバースを体験できるブースを設置しました。Epic Gamesの「Fortnite」を活用したシミュレーションゲームや、阪神・淡路大震災をテーマにしたタイムスリップストーリーゲームを通じて、訪問者は新しい防災教育の形を体感しました。多くの来場者からは、「子どもから大人まで楽しめる」と好評でした。
教育の未来を討論するセッション
「Beyond Classroom」セッションでは、教育の現場で活躍する専門家と中学3年生の起業家が集まり、メタバースが教育に与える影響について熱く議論しました。茨城県立下妻第一高等学校の校長がアントレプレナーシップ教育の重要性を強調し、デジタル技術がもたらす教育の変革について発表しました。また、元消防士が紹介した「消防士体験ワールド」は、実際の火災現場を模した安全な仮想体験を提供し、防災教育に新たな視点を加えました。
社会課題解決への取り組み
Meta Heroesの松石和俊代表取締役は、教育や地方創生、防災といった社会課題の解決に向けた多様な事例を紹介しました。具体的には南海トラフ地震に備えたメタバースの活用や阪神淡路大震災30周年のプロジェクトについて語り、メタバースが未来の社会にどのように貢献できるかを示しました。
次なるステップ
このサミットを通じ、メタバースの実装には多くの課題が残されていることも浮き彫りになりました。地域差の解消や人材育成、制度設計など、解決すべき問題が多数ありますが、Meta Heroesは「メタバース社会実装を加速するためのロードマップ」を発表し、今後の取り組みをより強化していく予定です。
Hero Egg - 未来を担う教育の場
Meta Heroesが運営するDX教育スペース「Hero Egg」は、2024年に開設予定で、メタバースやAI技術を学ぶための施設です。子どもと大人が共に学ぶことを目的としたプログラムやセミナー、ワークショップが展開され、無償で未来の技術を学ぶ機会を提供していきます。この場所は、次世代のヒーローを育む場であることを目指しています。
Meta Heroesは今後も、教育機関や企業、自治体と連携しながら、メタバースを活用し、地域社会や社会課題の解決に貢献し続けます。