データ連携の革新
2025-04-02 13:25:34

SI&CとCDataがデータ連携で業務提携、ノーコードで革新を実現

SI&CとCDataが行う業務提携



株式会社SI&C(以下、SI&C)及びCData Software Japan(以下、CData)は、「ASTERIA Warp」とSalesforceのデータプラットフォーム「Data Cloud」との連携を強化するための業務提携を発表しました。この提携により、CDataは「CData Salesforce Data Cloud アダプター」を開発、データ連携を可能にします。

この市場でSI&Cが特に注目されている点は、18年間にわたりエンタープライズデータ連携製品の市場でトップシェアを誇っていることです。両社の協業により、企業はより効率的にデータを活用できるようになります。

Data Cloud アダプター開発の背景


最近、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)の需要は急速に増加しています。従来のCDPは主にマーケティングに利用されていましたが、Salesforceの「Data Cloud」は営業や管理部門でも利用できるため、企業内でのニーズが高まっています。

とはいえ、多くのCDPではデータ連携インターフェースを構築するために専門知識が必要であり、企業にとっては導入の障壁となることが多いのが現実です。そのため、SI&CはCDataと連携し、データ連携を簡素化するアダプターを開発しました。

CData Salesforce Data Cloud アダプターの特長


このアダプターは、CDataの高度なデータ連携技術を利用しています。具体的には、Data Cloudの主要データモデルへのアクセスを可能にしたり、Ingest APIやBulk APIを用いたデータの書き込みが可能です。さらに、OAuthやJWTなど、さまざまな認証方式にも対応しています。

主な機能ポイント



1. 完全ノーコード連携: 技術的な知識がないユーザーでも、直感的な操作で外部システムと接続できます。
2. 包括的システム統合: ERPやCRM、MAツールなど多様な業務システムとシームレスに統合できることが特徴です。
3. 迅速な導入: 従来比で50%の時間短縮を実現し、数日で運用を開始可能です。
4. リアルタイムデータ処理: リアルタイムでのデータ分析が可能になり、迅速な意思決定をサポートします。
5. コスト削減: 経済的な運用が可能で、従来方式よりもコストを大幅に抑えることができます。
6. 多様なデータモデルのアクセス: Calculated InsightsやData Graphsなど、Data Cloudの様々なデータアクセスをサポート。
7. 高速データ書き込み: 大量データ処理を効率的に実施、データの書き込み時間を大幅に短縮。
8. 多様な認証方式の対応: 組み込みOAuthだけでなく、独自のOAuthアプリケーションも利用可能です。

SI&Cについて


株式会社SI&Cは、独立系システムインテグレーターとして広範な分野での業務アプリケーションや基盤の設計・開発・維持に特化しています。同社はASTERIA Warpにおいて、マスターパートナー及びサブスクリプションパートナーとして積極的に製品を展開しています。

45年にわたる豊富な経験を生かし、最新技術に基づいた高品質なITサービスの提供を行っています。また、PMP資格取得のサポートやCMMIレベル5取得により、高い開発力を維持しています。

CData Softwareについて


CData Software, Inc.は、クラウドデータの接続ソリューションとデータ連携ツールのトップベンダーです。270以上のSaaSやNoSQLに標準接続できるドライバーを開発し、さまざまなツールからのリアルタイム接続を実現しています。

両者の連携により、データ戦略の進化が期待され、企業にとって新たな可能性が開かれることが望まれます。


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会社情報

会社名
CData Software Japan 合同会社
住所
宮城県仙台市青葉区中央1丁目6-27仙信ビル 8F
電話番号
050-5578-7390

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