特定技能試験合格者が4,000名を突破!
株式会社ONODERA USER RUN(以下、OUR)は、7月末時点で特定技能試験の合格者及び日本国内への就労内定者が4,000名を超えたと発表しました。この数字は、同社による海外教育プログラムの成果と、特定技能制度が求める人材の質を示しています。
OURの教育プログラムの迫力
OURは2018年にフィリピンを皮切りに、特定技能試験合格に向けた専門的な教育と日本語教育を始めました。現在は、フィリピン、ミャンマー、インドネシア、ラオスの4カ国で独自の教育拠点を設け、そこから様々な特定技能分野への人材を輩出しています。影響を受けやすい課題として、少子高齢化が進む日本において人材確保の必要性が増しており、自らの役割はますます重要となっています。
特に介護や外食、宿泊、建設などの業界においては、特定技能人材のニーズが高く、OURは介護分野で特に高い合格率を実現しています。6月に行われた介護技能評価試験では、OURの合格率が90%以上で、一般の合格率を大きく上回りました。この成功は、OURの特性である現地無償教育における独自プログラムが寄与していることを示しています。
新たな取り組みと未来の計画
特定技能制度は2019年に導入され、段階的に外国人材の受入れを拡大しています。2023年12月末時点で、特定技能1号における在留外国人数は208,462人に達し、2024年度には新たに4分野が追加される予定です。具体的には鉄道業、自動車運送業、林業、木材産業が加わり、政府は今後5年間で受入れ枠を82万人に設定しています。
これにより、OURにとっても新しい機会が生まれることとなります。例えば、業界特有のニーズに応じた tailored education program が求められます。したがって、特定技能人材に対する教育の質をさらに高めていくことが不可欠でしょう。
学生の選別と高品質な人材育成
OURでは、学生のスクリーニングを厳格に行っており、経済的な理由に関係なく、意欲的な学生の育成を目指しています。入校から就労まで全てのサービスを無償とすることで、経済的障壁を排除し、優秀な学生を引き付けています。これにより、OURの教育プログラムを修了者の離職率は低く、特定技能全体の離職率よりも大幅に優れています。
今後の展望
OURは引き続き特定技能人材のリーディングカンパニーとして、質の高い人材を育成し、日本の労働市場に貢献していく所存です。また、さまざまな業界からのニーズを受け、特定技能に特化した教育と紹介を行うことで、働き手不足問題の解決に寄与していきたいと考えています。
まとめ
特定技能試験の合格者数が4,000名を超えた背景には、OURの独自な教育プログラムと質の高い人材育成に対する取り組みがあったことが分かりました。今後も、特定技能制度の推進とともに、より多くの外国人材の受入れが進むことで、日本の労働市場に新たな風を吹き込み、地域社会の発展への寄与が期待されます。