マテリアル分野の新たな拠点「Incubation CANVAS TOKYO」
2025年10月30日、東京の京橋エドグランに新しいイノベーションの場、「Incubation CANVAS TOKYO」が開業します。この施設は、マテリアル分野に特化した共創の拠点として、異なる業界や技術を結びつけ、イノベーションを推進することを目的としています。
マテリアル産業の現状
マテリアル産業は、新たな技術を開発するために多大な資金と時間を要します。しかし、異業種間でのコラボレーションが少ないために、市場の創出が難しく、技術革新が停滞しがちです。この課題に応えるために、「Incubation CANVAS TOKYO」は、マテリアル技術とその具体的な用途を結びつけ、サイエンスの社会実装を加速させることを目指しています。
開業に先立つ会員募集
現在、開業に先立ち、会員を募集中です。特設サイトからのお問い合わせが可能で、会員になることで様々なサービスを受けられます。
会員サービス概要
1.
オープンイノベーション
国内外の有力なベンチャーキャピタルや、名門大学、特化したイノベーション支援企業が25以上参画しており、会員はこれらのパートナーとの新たな出会いを通じて、質の高いマテリアル分野の技術やキーパーソンと効率的に接触できます。これにより、製造業やスタートアップ、アカデミアの様々なプレイヤーが社会課題の解決や価値創造に向けてのイノベーションを支援されます。
2.
ラーニング&ネットワーク
開業後には、国内外の有望な素材系スタートアップによるピッチイベントを実施し、アカデミアの研究成果も紹介されます。また、人材育成のためのプログラムも提供され、参加者は必要なスキルを身につけることができます。
オープニングイベントの開催
開業日である2025年10月30日(木)には、グランドオープニングイベントが予定されています。このイベントでは、「Incubation CANVAS TOKYO」のビジョンと具体的な活動が紹介されます。マテリアル業界における最新のグローバルトレンドセミナーも用意されており、著名な著作家の山口周氏による特別講演も行われる予定です。興味のある方は、ぜひご参加ください。
artience株式会社について
「Incubation CANVAS TOKYO」を運営するartience株式会社は、1896年に創業したファインケミカル素材の開発を行う企業です。色材、機能材、ポリマーなどの様々なセグメントでビジネスを展開しており、エネルギー、エレクトロニクス、バイオ・ヘルスケアなど広範な分野にアプローチしています。artienceグループは、先端技術を通じて人々に新たな価値を提供し、心豊かな未来を目指しています。
さらに詳しい情報
artienceグループに関する詳細は、公式ウェブサイト(
artiencegroup.com)をご覧ください。新たなイノベーションの場が生まれることで、どのような未来が広がるのか、期待が高まります。