自動運転新モデル
2024-11-02 11:09:41

アダワープジャパン、自動運転リファレンスモデル『AdaAuto』のベータ版を発表

アダワープジャパンが『AdaAuto』のベータ版を発表



2024年10月31日、アダワープジャパン株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:安谷屋)は、自社の自動運転技術に基づく新たなリファレンスモデル『AdaAuto』のベータ版をリリースしたことを発表しました。この新しいプラットフォームは、オープンソース自動運転技術であるAutowareを基盤に開発されており、特に小型走行ロボット「Scout Mini」と4トン電動トラック「電虎電太郎」に対応しています。

様々なシーンでの自動運転を支援



『AdaAuto』は多様な環境での自動運転を実現するための強力なツールとなることを目指しています。多様なセンサー、特にOusterおよびLivox製のLiDARセンサーをサポートしているため、精密な環境認識と自己位置推定が可能です。この機能は、様々なオペレーションシナリオにおいて、自動運転技術の効果を最大限に発揮するために必要不可欠です。

柔軟な車両対応



特筆すべきは、『AdaAuto』が「Scout Mini」と「電虎電太郎」の両方に対応している点です。この柔軟性により、ユーザーは車両のサイズや用途に応じた最適な自動運転ソリューションを選択できます。このシステムは、物流や交通分野における多様なニーズに対応できるよう設計されています。

未来を約束する通信冗長システム



また、通信冗長システム「Trident」が統合されており、安定した遠隔監視を実現します。これは長距離通信や複数の通信回線が必要なシーンに特に有効で、遠隔地での操作をスムーズに行うための重要な要素です。

CEATEC 2024でのデモも実施



アダワープジャパンは、CEATEC 2024において『AdaAuto』の機能を示す動画を公開しました。この映像は、現場での実運用を視覚的に伝える貴重な資料となっています。興味のある方は、こちらのリンクからご覧いただけます。

地域社会に貢献する自動運転技術



安谷屋代表取締役は、『AdaAuto』について次のように述べています。「このリファレンスモデルは、私たちが目指す『ロボットファースト社会の実現』に向けた大きな一歩です。地域社会のニーズに応え、物流や交通分野での自動運転技術の普及と発展に貢献することを目指しています。」

今後もアダワープジャパン株式会社は、次世代の自動運転システムを開発・提供し続け、日本だけでなく海外の産業界にも新たな価値を提供していくことでしょう。自動運転技術の未来が、どのように進化していくのか、今後の動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
アダワープジャパン株式会社
住所
東京都台東区台東4-2-10
電話番号
050-5326-5874

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