データマネジメント革命
2025-10-29 17:23:17

日本マスタートラスト信託銀行と三菱UFJ信託銀行が目指すデータマネジメント革命

日本マスタートラスト信託銀行と三菱UFJ信託銀行によるデータマネジメントサービスの開始



日本マスタートラスト信託銀行株式会社(代表取締役社長:安藤裕史)と三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長:窪田博)は、新たに「データマネジメントサービス(DMS)」の導入に向けて準備を進めています。これにより、機関投資家の資産運用業務に関連するデータを一元的に管理し、その活用を促進することで、クライアントの多様で高度なニーズに対応することを目指しています。

1. サービス取り組みの背景



金融庁が今年6月に発表したプログレスレポートでは、資産運用サービスを向上させるためには、インフラの整備やデジタルトランスフォーメーション(DX)が重要であると述べられています。現在、機関投資家はデータ管理の重要性が増しており、資産運用分野でのデータ管理業務の複雑化が予想されています。その結果、セキュリティかつ効率的なデータ管理基盤の構築が急務となっています。

こうしたニーズに応えるために、日本マスタートラスト信託銀行と三菱UFJ信託銀行は、長年の業務ノウハウとIT技術を駆使したDMSの提供を検討しているのです。

2. DMSによるお客様への利点



DMS導入によって、以下のような明確な利点が期待されます:
データ収集機能
様々なデータソースとの自動接続により、データ収集作業の効率化に貢献します。
データ管理機能
複数の異なるデータソースを統合し、セキュアなデータ環境を提供します。
データ利活用機能
直感的なユーザーインターフェースを通じて、自由にデータを活用することが可能に。
データオペレーション機能
データ処理状況の確認やメンテナンス、クオリティチェックなど、業務運営をサポートします。

3. 目指す未来



これらの取り組みを通じて、日本マスタートラスト信託銀行と三菱UFJ信託銀行は、従来の「マスタートラスト」の枠を超え、「データを基にしたマスタートラスト」の確立を目指します。この新たなサービスは、お客様とデータ提供会社を結ぶ重要な役割を果たし、資産運用の基盤を支える社会的インフラへと進化していくことでしょう。

4. 今後の予定



具体的には、2025年9月には機関投資家とのサービス構築に向けた検討を開始し、2026年9月には本サービスを本格的に開始することを目指しています。

この新サービスがもたらす影響や変化に期待が集まっています。データの利活用が進む中で、資産運用の未来がどのように変わっていくのか注目されます。


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会社情報

会社名
三菱UFJ信託銀行株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1丁目4番5号
電話番号
03-3212-1211

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