フォルクスワーゲンは、最高峰のゴルフモデルとなる新型「Golf R」と「Golf R Variant」を世界初公開しました。
新型「Golf R」は、先代モデルからパワーアップし、2.0リッターターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力245kW/333PSを実現しました。これは先代モデルと比べて10kW/14PSの向上となります。
さらに、オプションの「Rパフォーマンスパッケージ」を装着することで、最高速は250km/hから270km/hへと引き上げられます。これにより、「Golf R」は「Arteon R Shooting Brake」と並ぶフォルクスワーゲン史上最速のモデルとなりました。
新型「Golf R」は、シャープなデザインと充実した装備が特徴です。LED Plusヘッドライト、イルミネーション付きVWバッジ、バンパーエアカーテン、新しいLEDテールライトなど、スポーティな印象を強めています。また、オプションで19インチの「Warmenau」鍛造ホイールを選ぶことも可能です。このホイールは、軽量化とブレーキ冷却の効率性を高めることで、サーキット走行にも対応できる性能を実現しています。
インテリアは、ドライバーに最適化されたエルゴノミクスと、Rモデル専用の高級感ある仕上げが特徴です。スポーツシート、カーボン調のアクセント、ブルーのアクセントカラー、シートバックに刻まれたRロゴなど、Rモデルならではの魅力が満載です。
新型「Golf R」は、高い性能だけでなく、安全性と快適性も兼ね備えています。アダプティブシャシコントロール (DCC) は、路面状況や運転状況に応じて常に最適な状態に調整されます。また、新しいインフォテインメントシステムは、最新の技術を採用し、ユーザーフレンドリーな操作を実現しています。
新型「Golf R」は、フォルクスワーゲンが培ってきた技術と情熱を注ぎ込んだ、最高峰のモデルです。パワフルな性能とスタイリッシュなデザイン、そして最新のテクノロジーを融合することで、ドライバーに究極のドライビング体験を提供します。
新型「Golf R」は、2023年7月3日からドイツで先行販売が開始されます。価格は「Golf R」が53,795ユーロから、「Golf R Variant」が55,065ユーロからとなっています。また、ブラックで統一された特別仕様モデル「Golf R Black Edition」は58,440ユーロからとなります。
日本への導入時期は未定ですが、日本でも多くのファンが待ち望むモデルと言えます。