2027年卒業予定の学生たちの就活動向調査結果
株式会社ジールコミュニケーションズが行った2027年卒業予定学生の就活調査が、業界で注目を集めています。本調査は2026年2月に開催された『ジール就活ライブ'27』に参加した928名を対象に実施され、学生の志望状況や選考の進捗、価値観などが明らかになりました。
調査の概要
本調査は、「志望状況」「選考進捗」「価値観」に焦点を当てており、学生たちがどのように就活を進めているのかを詳細に分析しています。具体的な調査方法には、イベント会場でのアンケートとヒアリング調査が含まれており、実施期間は2026年2月でした。
志望業界・職種の決定状況
調査結果によると、学生たちの志望業界や職種の決定状況は非常に流動的でした。約45%が「まだ迷っている」と回答し、業界・職種ともに決定しているのは22%にとどまりました。多くの学生が第一志望はあるものの、他の選択肢も検討しているという意見も見られました。
このことから、学生たちは慎重に選択を行っている様子が伺えます。特に志望業界を定めている層でも、他の可能性を模索する姿勢が見えています。
現在の就活状況
今後の就活においても、状況は多様です。参加した学生のうち約半数が情報収集段階にあり、実際に就職活動を始めている人は少数派です。特に、「内定していない」との回答が78%に達し、初期の段階では情報収集が重視される傾向があります。
内定獲得状況
興味深いことに、調査時点で内定を獲得している学生は21.7%でした。これは5人に1人が内定を持っていることを示しており、選考活動が予想以上に進んでいる学生もいることがわかります。
志望先選びの重視ポイント
志望する職場の選定基準もクリアになりました。学生たちは、特に「福利厚生」(41.4%)、次いで「給与の高さ・稼げる環境」(38.4%)を重視しています。このことから、学生たちは安定した将来を考え、具体的な条件や待遇に注目していることがうかがえます。
実際に「有休の取りやすさや休暇制度を重視している」との声が多かったのが印象的です。これにより、学生たちは企業の理念だけでなく制度や働き方も総合的に考慮していることがわかります。
イベント参加後の変化
合同企業説明会では、参加後に進展が見られました。36.4%の学生が「新たな業界・企業を知るきっかけになった」と回答し、具体的な志望が形成されるケースが多いことが示唆されています。学生たちが参加した中で「自分にとっての企業選びの軸が整理できた」という意見もあり、対面接点が志望の具体化に貢献しているのがわかりました。
就活市場の変化
本調査を通じて、2027年卒業予定の学生たちの就活市場の構造が明らかになりました。志望未形成層と選考進行層が同時に存在し、条件の具体性が重視される名実ともに変化する就活市場へとシフトしています。企業との接点が志望を具体化する役割を果たし、さらに詳細で具体的な情報提供が求められています。
今後も株式会社ジールコミュニケーションズは、企業と学生の両方にとって有益な接点を創出していく考えです。本社は東京都渋谷区に位置し、新卒者の採用支援活動を継続していく所存です。