新たなバンニングヤード
2019-08-05 18:28:53
シンク・ロジスティクスとマースクの提携、新たなバンニングヤードの開設
シンク・ロジスティクス、マースクと提携してバンニングヤードを開設
シンク・ロジスティクスが、世界最大手のコンテナ船会社マースクとともに横浜港南本牧に新しい中古車バンニングヤードを開設しました。これはマースクが日本市場における陸上物流事業への展開の一環として進められたもので、さまざまなビジネスニーズに対応する施設となることが期待されています。
新たなバンニングヤードの概要
新設された南本牧バンニングヤードは、約9200平方メートルの敷地面積を持ち、最大で500台の乗用車を収容できます。このバンニングヤードでは、月間約200本のコンテナを通じて中古車の輸出を行うことを目指しています。この施設が運営されることで、効率的な車両の管理が可能となり、輸出業務のスムーズな運営が達成されるでしょう。
シンク・ロジスティクスの役割
シンク・ロジスティクスは、年間約6,000台の中古車輸出を手掛ける実績があります。特に貿易プラットフォーム「La-Plus」を開発することで、物流業界のデジタル化を積極的に進めています。このプラットフォームは、関係する異なる事業者間で情報を共有し、輸送状況を可視化することを提供しています。
南本牧のバンニングヤード運営においては、「La-Plus」が利用され、効率的な運営を支援します。これによって、多くの業者が統一された運営のもとで業務を進めることが可能になります。
双方のビジョン
マースクの北東アジア地区の最高経営責任者である西山徹氏は、シンク・ロジスティクスとの提携の理由を「理念と技術」にあると述べました。特に、一木貴大社長との面会を通じて両者のビジョンが一致したことが重要であり、双方の技術を活用して短時間で効率的な運営を実現することが期待されています。
一木社長は、シンク・ロジスティクスが「全貿易事業者のパートナー」を掲げていることから、本プロジェクトを通じて多くのステークホルダーと連携を図っていく意向を示しました。その結果、需給が大きい横浜港での競争力をさらに高めることができます。
まとめ
この新しいバンニングヤードの運営は、日本の中古車輸出市場において重要な役割を果たすと同時に、物流業界全体のデジタル化と効率化に寄与することでしょう。今後の成長が期待されるシンク・ロジスティクスとマースクの連携から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
シンク・ロジスティクス株式会社
- 住所
- 東京都港区新橋5丁目14−10新橋スクエアビル 8F
- 電話番号
-
03-6809-2434