松江発の幻想スイーツ
2025-08-19 11:59:29

松江発の幻想スイーツ「雪女のおやつ」が新登場!

松江発の幻想的な和スイーツ「雪女のおやつ」



島根県松江に新たな和スイーツが誕生しました。その名も「雪女のおやつ」。この商品は、松江を舞台にするNHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」に触発されて開発されたもので、怪談「雪女」をテーマにしています。このスイーツは、島根県産の出西生姜を使用した琥珀糖で、シャリッとした冰のような食感と爽やかな香りが特徴です。

開発の背景



松江は日本三大菓子処の一つであり、その和菓子文化は江戸時代から続く豊かな歴史を持っています。松江藩七代藩主・松平治郷公(不昧公)が茶の湯を広めた影響もあり、ここで作られる和菓子は、自然や季節の変わり目を美しく表現しています。そんな松江の伝統を受け継ぎつつ、怪談「雪女」に着目し、幻想的な物語をスイーツに込めるという新しい試みが行われました。

「雪女のおやつ」とは



「雪女のおやつ」は、巳之吉が若い頃に雪女と出会い、その秘密を持ち続けたという物語からインスパイアされた和スイーツです。恋人や家族とのすれ違い、そして愛の喪失を描いたこの物語は、松江の歴史や文化と深く結びついています。琥珀糖は、雪女が氷を食べる姿をイメージしてデザインされ、透明感のある淡いブルーが目を引きます。「雪女のおやつ」を手に取ることで、まるで彼女の物語の一部になったかのような感覚を味わうことができます。

商品の詳細



「雪女のおやつ」は、1cm角にカットされた琥珀糖が25粒詰め込まれた、手のひらサイズの和菓子です。透き通る青とシャリっとした食感は、冬の冷たい空気や雪女の儚さを浮かび上がらせます。島根県特産の出西生姜が使用されており、その爽やかな辛みが食感と風味に深みを加えています。

製造工程



商品の製造は、出西生姜のパウダーを寒天と混ぜ合わせ、均一に濾過します。その後、青い模様を作り出すために寒天を流し込んで二度流し、形を整えます。1日寝かせた後、型から取り出しカットされ、約2日間乾燥されます。さまざまな工程を経て完成した「雪女のおやつ」は、まさに手間ひまかけた逸品です。

パッケージデザイン



パッケージにもこだわりが満載です。雪のように白い小箱に描かれた「くつろぐ雪女」のイラストは、松江在住のイラストレーター堀ユキさんによるもの。日常の中にいる雪女を想像しやすく、物語に新たな視点を与えています。また、しおりには、「雪女」の物語の背景や、彼女の日常を再構成したお話も掲載されています。監修には、島根大学の准教授・宮澤文雄先生が関わっており、文学性も高めています。

雪女と私たちの日常



三英堂では、雪女の物語をただの怪談としてではなく、彼女の日常にも想像を膨らませています。疲れて帰宅した雪女が愛猫と寄り添い、くつろぎながら「雪女のおやつ」を味わう場面を想定し、情緒豊かな作品に仕上げています。このようなストーリー性こそが、スイーツのもう一つの魅力です。

今後の展開



「雪女のおやつ」は、2025年9月1日から販売が開始され、ドラマが終了する2026年3月末頃までの期間限定商品として提供される予定です。お茶菓子や贈り物としてだけでなく、文学や妖怪文化を楽しむ方への“語れるお菓子”としても重宝されることでしょう。

三英堂のこだわり



創業から約100年、三英堂は和菓子技術と誠実な姿勢で地域に愛され続けてきました。「特別な日だけでなく日々の生活に寄り添う和菓子」を目指し、今後も進化を続けていきます。是非、「雪女のおやつ」を通じて松江の物語を感じてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
有限会社三英堂
住所
島根県松江市浜乃木1-1-53
電話番号
0852-21-3403

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