日立ソリューションズ、データ分析の新基盤「Microsoft Fabric」の導入支援を開始
株式会社日立ソリューションズは、2023年4月1日から、マイクロソフトが提供する「Microsoft Dynamics 365」の一環として、「Microsoft Fabric」に関する導入支援サービスを開始しました。ビジネス環境が急速に変化する中で、データ活用の重要性がますます高まっているため、今回のサービスが注目されています。
データ統合の必要性
さまざまなデータソースから集まる情報がサイロ化し、データ管理の効率が下がる現状は、多くの企業が直面している課題です。これにより、必要なデータにアクセスできず、迅速な意思決定が妨げられています。日立ソリューションズは、そんな企業のニーズを受け、Microsoft Fabricを用いたデータ統合ソリューションを提供することにしました。
Microsoft Fabricの活用
このサービスは、データの収集、分析、可視化を可能にする統合データ分析プラットフォームを使用します。「Microsoft Fabric」は、多様なデータソースとの連携が可能で、企業内のデータを効率的に統合し、社員が利用しやすい基盤を構築します。また、ユーザーフレンドリーなダッシュボードを提供することで、各部署が直面する特有の課題に対応したデータ分析を支援します。
さらに、日立ソリューションズは、その豊富な経験をもとに、シチズン・データサイエンティストの育成にも取り組んでいます。ICTリサーチ企業ガートナーが定義したこの用語は、特定の担当者ではなくとも、高度なデータ分析や意思決定ができる人材を指します。このようなスキルを持つ社員を育成することで、企業全体のデータ活用能力を高めることが期待されています。
特徴とサービス内容
「Microsoft Fabricに関する導入支援サービス」の特長は以下の通りです。
1.
包括的なサービスメニュー:導入コンサルティングからPoC、構築、トレーニングに至るまで、企業のニーズに応じたサービスを提供。
2.
システムの統合:ERPやCRMなど、既存のシステムとのスムーズな連携を実現し、企業全体の経営情報をリアルタイムで可視化。
3.
カスタマイズ可能なダッシュボード:顧客の業務やKPIに基づいたカスタマイズが可能で、特有のニーズに応じた最適なデータ活用を模索します。
日立ソリューションズは、「Microsoft Fabric」を通じて得られる最新のデータ分析手法を活かし、企業のデータドリブン経営を強力に推進します。企業が直面する課題に迅速に対応できる環境を提供することで、データ活用の新たな地平を切り開くことに注力していきます。
価格と問い合わせ
本サービスの価格は、個別見積となります。詳細については、日立ソリューションズの公式ウェブサイトでお問い合わせください。
サービス詳細ページ
また、日立ソリューションズでは、グローバルなパートナーシップを活かし、ERPやCRMの実績を基に企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する体制を整えています。
まとめ
データ活用が重要視される今日において、日立ソリューションズの「Microsoft Fabric」に関する導入支援サービスは、企業が質の高いデータを効果的に利用し、迅速な意思決定を行うための強力なツールとなることでしょう。今後も、データ分析分野でのリーダーシップを発揮し、企業経営や社会のサステナビリティに貢献し続けることが期待されます。