新しい書道の学び方を提供する「しゃしゅしょ」
日本の伝統文化である書道を、より多くの人々に楽しんでもらうために、しゃしゅしょ株式会社はオンライン書道教室プラットフォーム「しゃしゅしょ」を発表しました。2024年12月1日から、書道を学びたい人と教えたい人をリアルタイムで結ぶこのプラットフォームがスタートします。
需要に応えるオンライン学習
特に忙しい社会人や学生にとって、時間を有効に使いながら書道を学ぶ機会は限られています。しゃしゅしょは、こうした人々に自由な時間と空間を提供し、好きな先生から好きな時間にお稽古を受けることができる環境を整えました。これによって、書道を新しい趣味として始める方々が気軽に参加できるようになります。
一方で、書道教室を運営したい経験者にとっては、初期投資や宣伝、集金などの手間がないため、手軽にオンライン教室を開くことが可能です。これにより、書道の指導者として活動する人が増えることが期待されます。
必要な条件と報酬体系
教室の設立はシンプルで、Zoomの操作が問題なくできれば、パソコンやタブレット、スマートフォンを用いてわずかな準備でお稽古を開始することができます。必要なものは、安定したインターネット環境と静かな部屋、しっかりとした使える機器です。
教える側の報酬は、設定したお稽古料の80%を翌月に入金される仕組みで、収入面でも安心です。
多彩な学びのスタイル
一方、生徒側も多様なスタイルでお稽古ができる点が魅力です。月額3300円のサブスクリプション型のサービスを利用し、お好きな先生や学びたい内容を自由に選べます。これにより、自分に合ったスタイルで学びながら、すぐにお稽古を始めることができます。
また、初回に限り、モニター生徒として先着50名に無料チケットを配布するキャンペーンも実施されるため、書道に挑戦したい方にとって絶好の機会です。
代表の想いと今後の展望
このプロジェクトを立ち上げたのは、書道教室を30年間運営してきた鬼崎博子さんです。まさに、多くの先生や生徒との関わりの中で感じた書道の課題を解決するための一歩として、しゃしゅしょが生まれました。
「美しさは自分らしさであり、表現する手段である」との思いを持つ鬼崎さんは、書道が人々に彩りを添えてくれると信じています。
今後は、少数からのスタートになりますが、自由に学び合える環境を作り上げ、伝統文化への理解と関心を深める場を提供したいと考えています。日本の書道が世界中に広がることを目指し、しゃしゅしょは日々挑戦を続けていく所存です。