ゼネテックがMCPCと共に初のデジタルツイン展示に挑む!
株式会社ゼネテック(東京都新宿区、代表取締役社長:上野憲二)は、2025年5月28日から30日まで、東京ビッグサイトで開催される国内最大級の無線通信技術展「ワイヤレスジャパン × ワイヤレス テクノロジー パーク(WJ × WTP)2025」において、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)と共同で出展します。この出展は、MCPCが会員企業と一緒に行う初めての試みであり、ゼネテックのブースはMCPCスペシャルパビリオン内に位置付けられます。
本展示では、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と共同出願した特許技術を用いた「無線通信シミュレーション」を3Dシミュレーションソフト「FlexSim」のアドオンとして紹介します。この技術により、無線通信環境のシミュレーションと可視化が可能になり、製造業や物流業界でのコミュニケーションの質を高めることを目指しています。
MCPCとの共同出展の意義
ゼネテックはMCPCの正会員として、量子コンピューターやデジタルツイン推進WGの主査を務め、これまで培ってきたデジタルツイン関連のソリューションが高く評価されました。最近、製造業や物流業界では、無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)の活用が増加していますが、これらを安全に、かつ効率的に運用するための無線通信環境の整備が重要な課題となっています。ゼネテックが提案するデジタルツインによるソリューションを通じて、国内企業のデジタルツイン技術の活用をさらに推進していく考えです。
「無線通信シミュレーション」の魅力
ゼネテックが開発した無線通信シミュレーションは、工場やオフィスの通信状況をデジタルツインで再現・可視化し、その生産性を定量的にシミュレーションする技術です。FlexSimのアドオン機能として実装され、AGVやAMRといったIoT機器の運用最適化を図ります。具体的には、リアルタイムでの通信状況を確認できるデモが展示会で行われる予定で、来場者にとっては多くの学びを得られる場となるでしょう。
シミュレーションソフト「FlexSim」について
FlexSimは、米国で開発された物流・生産の最適化検証用の3Dシミュレーションソフトで、世界中で約60,000ライセンスの導入実績を誇ります。このソフトは、工場や物流倉庫などのシミュレーションモデルを作成し、「人・モノ・時間」の動きを分析します。これにより、無駄を省き、生産性の向上やコスト削減に貢献するのです。
災害時位置情報共有アプリ「ココダヨ」も展示!
展示会では「無線通信シミュレーション」以外にも、ゼネテックが開発した災害時位置情報共有アプリ『ココダヨ』も紹介されます。このアプリは、災害時に自動で家族や大切な人の居場所を通知する機能を持っています。これにより、利用者は通信が困難になる前に大切な人の最新の居場所を確認できます。
リリース以来、170万件以上のダウンロードを記録し、98%以上の高い利用継続率を誇る『ココダヨ』は、今後海外展開も視野に入れています。
出展概要
- - 日時:2025年5月28日(水)~30日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
- - 場所:東京ビッグサイト 南3・4ホール
- - ブース:W-01(南3ホール内MCPCスペシャルパビリオン)
- - 来場方法:公式サイトから招待券申し込みをして、来場者証を印刷して持参してください。
ゼネテックのブースで新たな無線通信シミュレーション技術と災害時アプリとともに、デジタル化が進む未来を体験してください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。