積水ハウスの新事業展開
2025-01-08 15:12:22

積水ハウスが新たに共同建築事業を開始 地域の地震対策に貢献

積水ハウス、共同建築事業をスタート



積水ハウス株式会社が、2023年9月より業界初となる共同建築事業「SI(エス・アイ)事業」を開始しました。新たにトータテハウジングと提携し、2025年1月からの事業展開が決まっています。この提携により、SI事業では8社のパートナーが集まり、地域に根ざした良質な住宅提供に力を入れていきます。

地域特性に合わせた取り組み



中国地方は地震が多く、特に広島県から山口県にかけての安芸灘断層帯は、国の基準で最も危険度が高い「Sランク」に分類されています。そのため、地域に住む人々に対して、地震対策が急務となっているのです。
全国的なデータでも、戸建住宅のうち29%が1981年より前に建設されており、古い基準に適合していないものが多数存在します。このような背景もあり、積水ハウスは高い耐震性を持つ住宅の需要を敏感に感じ取り、SI事業を立ち上げました。

SI事業の特長



SI事業では、耐震性の向上が最重要視されています。SIの「S」はスケルトン部分の基礎や躯体、接合部を担うことを意味し、これを高精度に施工するのは積水ハウスグループの積水ハウス建設です。一方、外装や内装はパートナー企業が担当し、地域のニーズに基づいた提案を行います。これにより、顧客は地域密着型のサービスを受けられることが可能となります。

また、積水ハウスは独自の耐震技術「ダイレクトジョイント構法(DJ構法)」や、高強度耐力壁を用いて構造計算を提供し、専門的なサポートも行います。これにより、すべての住宅において高レベルの耐震性が保証されるのです。

新たな目標と展望



積水ハウスは2029年度までに年間1,000棟の施工を目標に掲げており、この取り組みを通じて全国展開も考えています。トータテハウジングは、50年以上にわたり地域密着で住まいづくりを行ってきた実績があります。そのノウハウを活かして、高いデザイン性と性能を兼ね備えた住宅を提供し、安心・安全を提供します。

まとめ



積水ハウスとトータテハウジングの提携は、地域の地震対策として重要な役割を果たします。互いの強みを活かしつつ、地域住民の安心な生活を支える住まいの提供が期待されています。この共同建築事業により、地域社会における住宅ストックの質も向上し、より安全な住環境を実現できることでしょう。


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