渋谷で進化するサステナブルなまちづくり
渋谷で新たに発表されたのは、PBADAOと東急株式会社が協働して行うサステナブルなまちづくりプロジェクトです。2024年11月22日から12月22日までの期間に実施されるこのキャンペーンでは、参加者が歩くことによってポイントを獲得し、そのポイントが自然環境へのファンディングに繋がります。この取り組みは、気候アクションを促進し、地域の環境改善に寄与することを目的としています。
Pucreとは?
PBADAOが提供するアプリ「Pucre」は、ユーザーがアプリ内のスポットにチェックインするたびにポイントを獲得できる仕組みを提供しています。「Pucre」はただのアプリではなく、ユーザーの日常的な行動である「歩く」ことが、環境保護に繋がる新しい形のソーシャルファイナンスアプローチです。チェックインした場所のポイントは、自然環境への資金提供に変換され、その際にカーボンクレジットを取得します。これにより、利用者一人一人の行動が環境保護に貢献できるのです。
サステナブルなスポットの数々
今回のプロジェクトでは、渋谷ヒカリエや渋谷キャスト、渋谷アクシュ、北谷公園などの東急の施設が対象となります。利用者はこれらのスポットにチェックインすることにより、各施設ごとに100PUCのポイントを受け取れます。また、SHIBUYA Q DAOのメンバー向けには、1,000PUCの特典も用意されています。
SHIBUYA Q DAO1周年イベント
この取り組みは、SHIBUYA Q DAOの1周年イベントでも正式に発表されます。イベントは2023年11月22日に開催され、PBADAOの代表堀井氏が「ブロックチェーンを活用したサステナブルなまちづくり」について行うトークセッションが大きな注目を集めています。参加者には軽食の提供も予定されており、渋谷地域の企業やクリエイターとのつながりを深める良い機会となることでしょう。
利用者にとってのメリット
Pucreのポイントはアプリ内の「Pucre Market」で利用可能で、サステナブルな商品の購入やサービス利用に役立てることができます。この仕組みは、経済的な利益を享受することなしに、気候変動に対しても積極的に行動を起こせる可能性を秘めています。PBADAOの技術は、Web3の特性を活かし、多様なビジネス領域に広がる可能性があります。
企業の社会的責任の象徴
PBADAOと東急の連携は、企業としての社会的責任を果たすことの重要性を強調しています。環境問題は今や、個人や企業が無視できない大きな課題です。このプロジェクトを通じて、企業が地域コミュニティと連携し、持続可能な社会を考えるきっかけとなることを期待しています。
また、PBADAOは、ブロックチェーン技術を活用して環境問題に取り組む新たなサービスの実現にも力を入れています。彼らの事業理念が具体的な形として表れた今回の取り組みは、今後の業界全体に良い影響を与えることでしょう。