ITエンジニア不足の真実
2022-03-02 10:00:12
デジタル時代の人材確保に迫る、ITエンジニア不足の真実とは
近年、デジタル化が進む中、企業ではITエンジニアの需要が高まっています。しかし、実際に調査を行った結果、エンジニア不足に悩む企業の背景には、単なる人材不足だけでなく、企業が求めるスキルとエンジニアが持つスキルの乖離が存在することが明らかになりました。
調査概要
今回の調査は、2022年に実施されたもので、1,013名の企業のITエンジニア採用責任者を対象に行われました。その結果、ITエンジニア不足とされる企業の約80%は人材派遣会社や外部パートナーを活用していることがわかりました。
ITエンジニアの現状
調査結果によれば、多くの企業が『若干の人材不足に陥っている』と回答したのが50.0%、『深刻な人材不足に陥っている』は29.3%という結果でした。これにより、約8割の企業がITエンジニアの不足を感じていることが浮かび上がりました。多くの企業が中途採用や新卒採用を行っているものの、約6割は人材派遣サービスを利用している様子が伺えます。
不足と採用のミスマッチ
興味深い点は、エンジニアが不足しているにもかかわらず、応募者の半数が不採用になる実態です。企業が求めているのは、汎用的な技術知識やスキルを持つエンジニアであり、多くの企業が『スキル不足のエンジニアが多い』と回答しています。さらに、93%の企業が求めるスキルを持つエンジニアの採用が難しいと感じていることも明らかにされています。
スキルミスマッチの根本的理由
エンジニアに求めるスキルとしては、『汎用的な技術知識』が62.6%、次いでリーダーシップや顧客志向が求められていることが示されました。このように、求められるスキルと実際に持たれているスキルとの間に大きな乖離が存在することが、採用課題の主な理由となっています。
企業が抱える課題とその対策
多くの企業は、採用選考に時間をかけたくないため、即戦力となるエンジニアを求めていることが浮き彫りになっています。そのため、人材派遣サービスが利用される理由として、専門性の高い人材を短期間で採用できるというメリットも大きいです。さらに、各プロジェクトに必要な知見を持ったエンジニアを適切に確保するため、外部パートナーが求められています。
今後の展望
デジタル技術が業界全面に広がる中、IT業界においては、単なる採用活動だけでなく、技術力の活用や企業間での協業が求められます。今後の企業は、ITエンジニアの不足を解決するために、外部リソースを利用しながらも、研修や教育を強化し、内部のエンジニア育成にも力を注ぐ必要があります。これにより、人材育成と採用の両面を強化し、持続可能なエンジニアリングの環境を整えることが求められるでしょう。
会社情報
- 会社名
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アクサス株式会社
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- 東京都新宿区西新宿1-22-2新宿サンエービル14階
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