岐阜の魅力を引き出す新たな焼酎「腰折れ」
岐阜県初の焼酎専門蔵、株式会社紫屋が新たに打ち出した焼酎ブランド「腰折れ」が、そのユニークな背景と強い情熱で注目を集めています。本記事では、この新ブランドの魅力や、蔵主の思いについて詳しくお伝えします。
腰折れ誕生の背景
「腰折れ」という名前は、蔵主が一人で手がける仕込み作業の過酷さを象徴しています。腰が折れるほどの思いを込めたものですが、同時に飲む人には気軽に楽しんでほしいという願いが込められています。ちなみに、ラベルはタレントの山口智充さんによって直筆で揮毫されており、その文字は遊び心と力強さを融合させた印象を与えています。
農家の情熱が生んだ独自の焼酎
蔵主は元々農家で、自ら育てたさつまいも「紅はるか」を使用して焼酎を造るというスタイルを採用しています。岐阜の大地で育まれたこのさつまいもを原料に使うことで、地元の風土を感じさせる味わいを実現しています。
製法に関しても特筆すべき点があり、常圧、微減圧、減圧という独自の3段階蒸留を用いています。これによって雑味を抑え、アルコール度数を感じさせない、すっきりとした飲みやすさが実現されています。この焼酎は、ロックや水割りとしてその素材の味わいをじっくり楽しむことができ、特に爽快感のある洋酒スタイルの「腰折れハイボール」としても楽しむことをお勧めします。
発売記念イベント
「腰折れ」の発売を記念して、岐阜市の飲食店「円相くらうど」で特別なイベントが開催されます。2025年11月22日(土曜日)16時から21時まで行われ、このイベントでは「腰折れ」の試飲ができる他、蔵元自らのトークを聞くことができる貴重な機会となります。参加者は、焼酎の魅力について直接話を聞きながら、料理とともに楽しむことができる内容となっています。
発売詳細
「腰折れ」は2025年11月5日(水)に発売され、700mlサイズでアルコール度数は36%という仕様です。価格は4,180円(税込)で、岐阜県内の酒販店や飲食店、またオンラインストアでも購入可能です。特に、紫屋のオンラインストアでは、先行販売が行われていますので、ぜひチェックしてみてください。
紫屋オンラインストア
蔵主の声
最後に、蔵主からのコメントをご紹介します。「農家として育てたさつまいもを使い、岐阜で初の焼酎専業蔵を立ち上げました。仕込みは一人で行うため、腰が折れる思いもしますが、飲む方には気軽に楽しんでほしいと願っています。独自の蒸留法で、アルコール度数の割に飲みやすい味わいをぜひ“腰折れハイボール”などで楽しんでいただきたいです。ラベルの文字をぐっさんに書いていただいたことも、大きな励みになりました。」
岐阜初の新ブランド「腰折れ」は、ただの焼酎ではなく、その背後にあるストーリーや情熱を感じながら楽しむことができる一杯です。今後、岐阜の酒文化がどのように広がっていくのか、目が離せません。