Öffen、B Corp認証取得の意義
2026年7月、シューズブランド
Öffenが国際的な認証制度である
B Corporation™(B Corp)を取得しました。この認証は、企業の環境、労働、コミュニティ、ガバナンス、顧客の重要な要素を評価するもので、Öffenは
80.1点を記録し、基準をクリアしました。
Öffenの創業理念と取り組み
2019年の創業以来、Öffenは「一歩ずつ、心地いいほうへ。」というブランドミッションのもと、より良い選択を積み重ねてきました。特に、サーキュラーエコノミーを実現するための
ゼロ・ウェイストを目指した製造プロセスや、残布を利用したアップサイクルプロジェクト
「REBORN PROJECT」の展開が注目されています。
さらに、KISHやcomveyなどのスタートアップと協業し、製品の回収やリセールの仕組みを広げてきました。2026年6月からは、紙袋のリユースプロジェクト
「NICE PASS」を導入し、顧客の紙袋を店舗で回収し、次のお客様に手渡す取り組みも開始。
環境への配慮と具体的な成果
Öffenのシューズ製造では、アッパー部分に再生ポリエステル糸を使用することで、1足あたり約8本の使用済みペットボトルを再利用しています。これにより、累計でおよそ
1,608,000本分のペットボトルを再生素材として活用。これまでに製造したシューズは約
201,000足に達し、製造過程でも
48.5%の工程削減を実現しています。
また、Öffenは顧客からの修理依頼にも敏感で、2025年には296件の修理を受け付け、308足のシューズを回収し、その139足をリセールしています。企業理念を体現するサステナブルな製品群は、60%が3年以上販売を続けるスタイルも評価されています。
B Corp認証取得の意義
B Corp認証の取得は、Öffenが創業から続けてきた取り組みが国際的に認められた証拠でもあります。「これからも、国籍や年齢を問わない柔軟な働き方を促進し、地域経済への貢献を拡大していく」と、プロデューサーの日坂さとみ氏はコメントしています。
業界の透明性を高める努力やサプライチェーンの明確化も必要とされる中、Öffenはさらに進化し続ける意欲を見せています。サーキュラーエコノミーを意識した新技術との協業を促進し、持続可能な未来に向けた循環の仕組みを一緒に作り上げる姿勢が感じられます。
今後の展望
Öffenは、B Corp認証をゴールとせず、新たなスタート地点と位置づけています。これからは、環境負荷の可視化や回収・修理の実績を公表し、持続可能なブランドへの進展を目指します。日坂氏は「長く愛されるものづくりと多様な人が自分らしく働ける組織作りを続ける」と強調しています。
まとめ
ÖffenのB Corp認証取得は、持続可能なファッション業界に向けた重要な一歩であり、同社の取り組みが他のブランドへのインスピレーションとなることは間違いありません。消費者が環境意識を持つ現在、Öffenは確かな足跡を残し、進化を続けていくでしょう。