3市合同ふるさと納税
2025-10-09 11:20:28
新潟・上越で全国初の“3市合同”ふるさと納税がスタート!
新潟県の上越地方で、全国初の試みとなる3市合同のふるさと納税返礼品「時味 TOMI えんむすび」が始まりました。このプロジェクトは、上越市、妙高市、糸魚川市の3つの市が連携し、地域の美味しい食材や酒を一つにした商品を提供します。「時味 TOMI えんむすび」は、上越市の地酒、糸魚川市のつまみ、妙高市の締めの蕎麦をセットにしたもので、寄附者はこの商品の中で地元の特産品を楽しむことができます。ふるさと納税の受付は、2025年9月22日から、各市の専用サイトや主要ポータルでスタートします。
【合同プロジェクトの背景】この取り組みは、単なる返礼品の提供にとどまらない意義があります。従来のふるさと納税は1市町村単位での返礼品が一般的でしたが、地域間の協力と連携を実現することで、地域のブランド価値が向上し、観光や経済の活性化に期待が寄せられています。この試みは、競争ではなく協力を重視することで、地域の食文化やストーリーをより深く伝えることを目指しているのです。
【ふるさと納税の課題と新たな挑戦】ふるさと納税制度は、地域を応援するための重要な仕組みですが、近年は返礼品競争の過熱や自治体間格差といった課題が指摘されています。また、寄附者が豪華さに関心を持つことが多くなり、本来の地域文化の魅力が伝わりにくくなる傾向が見受けられます。このような背景から、合同のプロジェクトを進めることで地域の特色を生かし、ふるさと納税の本来の目的を見直す必要があると感じています。
【商品内容:「時味 TOMI えんむすび」の魅力】「時味 TOMI えんむすび」には、上越市の酒造りにこだわった頚城酒造や竹田酒造店、糸魚川市の新鮮な魚を使用したつまみを提供する伝兵水産、そして妙高市の自然の恵みが育んだ蕎麦の名店であるこそば亭が参加しています。各市の特徴を活かし、それぞれの個性が一つの料理として楽しめるのが魅力です。この商品は自宅で楽しむだけでなく、贈り物としても最適です。
【未来への展望】この試みの成功を受けて、今後はさらなる地域間連携を図り、より多くの地域や業種と協力することで、地域経済の活性化を目指しています。地域資源を一体化させ、新しい価値を生み出すことが、「ふるさと納税」の更なる発展につながるでしょう。プロジェクトの代表である新田栄一は、上越市出身であり、このプロジェクトを通じて故郷に貢献することを強く願っています。
この新しい形のふるさと納税は、地域への寄附者の関心を引き、新たな楽しみを提供することで、より多くの人々に上越地方の魅力を届けることを目指しています。地域間の連携を強化し、新しい商品の開発を進めることで、発信力向上に繋がることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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ローカルモーションプロジェクト / 時味 TOMI
- 住所
- 電話番号
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