I-neがデジタルギフトを株主優待として導入
株式会社I-neは、個人投資家のニーズに応えるため、株主優待として「デジタルギフト®」を採用したことを発表しました。これは、株式会社デジタルプラスが運営するサービスで、QRコードを通じて簡単に利用できる点が特徴です。
1. デジタルギフトの魅力
今回の株主優待で導入されるデジタルギフトは、会員登録が不要で、受け取り方法も多様です。投資家は自分の欲しいギフトを選ぶことができ、QRコードをスキャンすることで即座に利用できます。この便利さにより、デジタルギフトの人気が高まることが期待されています。
2. 未使用ギフトの全額返金
また、I-neは株主優待で使用されなかったギフトの全額を返金する方針を打ち出しています。このプランにより、株主は余ったギフト代金を次回の還元に利用できるため、実質的にリスクを軽減できます。これは特に株主にとって歓迎される施策と言えるでしょう。
3. 低コストの一貫したサービス提供
株主優待の集計や配送を一括して低コストで提供できる体制も整えています。これにより、企業側は手間を減らしながら、質の高い株主サービスを実現することが可能となります。
4. 自社商品の併用も視野に
さらに、デジタルギフトでは自社商品や優待券も交換先として含まれるため、株主は興味のある商品を選ぶことができ、企業へのファン化を促進する一助となります。
5. 双方向コミュニケーションの促進
株主とのコミュニケーションを強化するために、企業からのメッセージ動画やアンケート機能も無料で提供されます。これにより、企業と株主の関係がより強固になり、双方向のコミュニケーションが実現します。
6. 未来に向けた目標
I-neは、2027年9月期までに流通総額1,000億円を目指すとのこと。株主優待だけでなく、さまざまな施策で流通の拡大を図り、個人投資家の投資体験を一層充実させる予定です。具体的には、月間35億円の流通総額を目指し、デジタルギフトの提供範囲拡大や資金移動業サービスの展開を進める方針です。
デジタルギフトの採用は、株主優待の新たな形を提示するもので、個人投資家にとっては大きな利点になるに違いありません。個人投資家と企業とのつながりをより強固にし、新しい投資の魅力を生み出すこの取り組みには、多くの期待が寄せられています。