次世代通信技術の革新
2026-07-21 13:27:46

メクテックが厚さ0.1mm未満のフレキシブル電波吸収体を新開発

メクテックの新開発フレキシブル電波吸収体



メクテック株式会社が、次世代の高速通信機器などでの高周波ノイズの対策として、厚さ0.1mm未満のフレキシブル電波吸収体を新たに開発しました。この革新的な製品は、特に5G通信やヒューマノイド技術の発展に寄与することが期待されています。

フレキシブル電波吸収体の概要


このフレキシブル電波吸収体は、フレキシブルプリント基板(FPC)の製造技術を活かして設計されており、薄型と軽量、柔軟性を兼ね備えています。限られた空間や複雑な形状にも対応できるため、次世代の通信機器に求められる特性を満たしています。また、独自のメタマテリアル技術により、特定の周波数の電波を効果的に吸収することができます。

高い性能評価


独自の実測と評価手法に基づく検証では、28GHz帯で99%以上のノイズ吸収率を達成しています。これにより、電子機器の小型化と軽量化を進めつつ、高速通信の安定性を確保することが可能となります。特に、次世代モビリティやスマートデバイス、ヒューマノイドロボティックスといった先端技術での利用が想定されています。

技術的な特徴


  • - 極薄設計: 厚さ数十μmであり、重量も数十g/m2に抑えられています。この特性により、様々な形状の機器に容易に適合します。
  • - 周波数選択の自由度: 独自の回路設計により、ミリ波帯の特定周波数をターゲットとして吸収可能です。
  • - 量産体制: 既存のFPC生産ラインを活用した量産が可能で、長期的な生産安定性を提供します。
  • - 耐熱性: フレキシブル電波吸収体は、FPCと同等の耐熱性を持ち、高温環境でも信頼性を維持します。

開発の背景


近年、5G通信の普及と次世代通信技術の進化に伴い、高周波帯の電波の利用が拡大しています。このため、内部の限られた空間でも効果的にノイズを抑える技術が求められています。メクテックは、自社のFPC技術とメタマテリアル技術を融合し、高い性能を持つ製品を開発しました。

今後の展望


これからのテクノロジーの発展において、高速通信機器や次世代基地局(HAPSなどNTN)、宇宙通信、次世代ロボティクス、ウェアラブル端末など多岐にわたっての需要が見込まれています。メクテックは、これらの市場に向けて製品の供給を強化していく方針です。

産学連携の貢献


メクテックは、東北大学の研究チームと連携し、電波吸収性能の測定や評価に関する研究を進めています。この連携により、高い吸収性能が実証され、製品の信頼性がさらに向上しました。メタマテリアルに関する研究は、次世代技術の発展に向けた重要な一歩となるでしょう。

まとめ


メクテックの新しいフレキシブル電波吸収体は、次世代通信技術に対し高い寄与が期待される製品です。34年の歴史を持つNOKグループの一員として、メクテックは時代のニーズに応え続け、さらなる技術革新を追求していきます。


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会社情報

会社名
NOK株式会社
住所
東京都港区芝大門1丁目12番15号
電話番号
03-5405-6372

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