千葉市の小学生が体験する国産ドローン農業体験の魅力
千葉市では、小中学生を対象とした農育講座「What is 農?2024」が企画されています。この取組は、自然や農業と関わる楽しさを学ぶ機会を提供することを目的としており、特に注目されているのが2024年8月23日に行われる「ドローン・トラクター ~働く機械を体感!~」です。このイベントでは、小学3・4年生の20名が実際に農業で活躍する自動飛行ドローンに触れることができます。
国産自動飛行ドローンの紹介
国産の自動飛行ドローンを開発している企業、ナイルワークスが講師として参加し、ドローンの飛行の仕組みについて説明を行いました。特に、プロペラという重要な要素については、牛乳パックやストローを使った竹とんぼ作りを通じて学ぶ体験がありました。この活動では、子どもたちがプロペラの構造を考え、様々な工夫を凝らしてより高く、遠くに飛ばすことに挑戦しました。この過程では、保護者も一緒に楽しみながら参加し、ドローンの飛行に対する興味を深めていきました。
農業におけるドローンの役割
ドローンの飛行実演では、自動離陸、散布、着陸の一連の動作を目の当たりにすることができ、実際にドローンのプロペラにも触れることができました。この体験を通じて、農業においてドローンがどのように役立っているかを実感する機会となったのです。ドローンの利用によって農家の重労働からの解放が進んでおり、農業は劇的に変化を遂げています。
昔と今の農業を体験
ドローンの飛行が終わると、今度はマイファームのスタッフによる鍬とトラクターの違いについての体験が行われました。マイファームは、「自産自消のできる社会」を目指し、体験農園や農業学校を運営している団体です。子どもたちは、鍬を使って土地を耕す実技を体験しながら、トラクターの実演を見学しました。この活動により、昔の農業と現代の農業がどのように異なるかを肌で感じることができました。
持続可能な農と食の未来に向けた取り組み
ナイルワークスは、テクノロジーを駆使し、農業や食への理解を深めるための活動に力を入れています。農業の現場で得た経験を基に「理論」と「体験」の両面から、子どもたちが農業や食に興味を持つよう促しています。持続可能な農業と食の実現を目指し、子どもたちの好奇心や探求心を刺激し、未来へとつなげる努力を続けています。
ナイルワークスのウェブサイト
ナイルワークスでは、2024年9月5日を前に新しいブランドアイデンティティに基づいたウェブサイトをリニューアルしました。このサイトでは、これまでの農業教育に関する取り組みも紹介されており、さらなる情報提供が行われています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
千葉市農育講座
株式会社マイファーム
会社概要
ナイルワークスは2015年に設立され、現在は東京都千代田区に本社を置いています。農家の悩みを解決するために、画像解析AIや農作業マッチングサービスを活用しており、持続可能な農業を実現するために努力しています。日本の農業の未来を明るくするため、テクノロジーの力で新しい道を切り開いていくことを目指しています。