高校生たちが海を題材にした落語を披露する「高校生うみ落語コンテスト」開催！

高校生うみ落語コンテストの熱い瞬間

2025年12月14日、東京都渋谷区の渋谷ソラスタコンファレンスで、海の重要性を伝えることを目的とした「高校生うみ落語コンテスト」が盛大に開催されました。このコンテストは、一般社団法人うみ落語協会が主催し、海洋問題について楽しく伝える「海の落語プロジェクト」に基づいて行われました。参加したのは、約半年間にわたり海をテーマにした落語を練習してきた10名の高校生たちです。

高校生のクリエイティビティ

コンテストでは、高校生たちがそれぞれが個性豊かな海落語を披露しました。「海ごみ」や「海水温上昇」、「海洋生物」など、さまざまなテーマに基づいた作品は、専門家の指導を受けた彼らの努力の成果です。観客は笑いに包まれ、海洋問題をしっかりと意識しながらも楽しむことができた貴重な時間となりました。

研究プレゼンテーションの重要性

海落語の後には、同じテーマで研究プレゼンテーションが行われ、こちらも多くの観客を引きつけました。特に、参加者が問いかけやクイズを取り入れることで、観客とのインタラクションが生まれ、海洋問題に関する理解をより深めることができました。観客は、真剣な眼差しで発表に耳を傾け、自分たちの生活と海の問題を結びつけることができたようです。

審査基準と受賞者たち

イベント最後には、発表を行った高校生たちに対する審査が行われました。審査員は、表現力や研究の深さ、発想力などを基に厳正に評価し、最優秀賞には立川かしめチームの栗木家海者（傍示冬馬）さんと河合優佳さんが選ばれました。受賞者である栗木家海者さんは「この機会を通じて環境問題について考えることができ、多くの良い出会いがありました。」と感想を述べました。同様に、河合さんも「仲間とともに頑張ってきたことが評価されたことがとても嬉しいです。」と喜びを表現しました。