中高生が挑戦！ノーコードで作る飛行機ゲーム講座の成果とは

ノーコードで楽しく学ぶ！飛行機ゲーム開発講座

最近の教育現場では、プログラミング教育が重視されていますが、特に中高生にとって難しいと感じることが多いものです。そのため、ノーコード技術が注目されています。このたび、取材したのは、takeforest株式会社が主催した「ノーコードで作る飛行機ゲーム講座」です。参加した中高生たちがプログラミングの基礎を学びながら、実際に作品を完成させた様子をお届けします。

簡単に触れるノーコードの魅力

この講座では、中高生が少ない初期投資でアプリ開発を体験できるノーコード環境が整えられました。参加者は16名で、各自がアイデアを形にするために挑戦しました。ノーコードとは、プログラミングを必要とせず、視覚的にアプリを作成できる手法で、初心者でも安心して取り組むことができます。

この講座での取り組みは、飛行機が雲を避けて進むというユニークなテーマのゲーム開発です。各生徒は、雲が動くプログラムの基礎から発展させ、オリジナリティあふれるアイデアを取り入れたアプリを作り上げました。

参加者の満足度は4.8/5！

結果として、満足度は4.8/5という高評価を得ました。参加者は、「アプリ開発は難しいと思っていたが、ノーコードで楽しくできることに驚いた。」や「自信が持てた。家でもやりたい。」といった嬉しい感想を述べています。特に、プログラミング経験がない生徒たちが完成にこぎつけることができた点が、自信に繋がったようです。

講師とサポートの重要性

講座を担当したtakeforest株式会社の竹森代表は、「ノーコードのアプローチは、誰でも取り組みやすく、それぞれの習得速度に応じたサポートができた。」とコメントしています。また、立命館中学校高等学校の小林代表からも、「生徒にとって新しい挑戦となり、自信を持つきっかけになった」との意見がありました。

今後の展開

このノーコード講座は、飛行機ゲームだけではなく、ToDoアプリや掲示板アプリなど、多様なテーマでの開発にも挑戦する予定です。生徒たちは既に次のステップへの意欲を見せており、さらなる成長が求められています。

プロジェクトの背景と今後の可能性

本プロジェクトは、大阪公立大学大学院情報学研究科の阿多信吾教授が発起人の「PDAプロジェクト」の一環として実施されました。大阪公立大学は、データ活用とアプリ開発を志す若者を育成するためのプラットフォームを提供しています。これにより、学生達は本当に役に立つスキルを学んでおり、今後も様々な講座が続くでしょう。