球磨焼酎の日を祝う特別企画、首都圏16店舗でフェア開催

球磨焼酎の日を祝い、特別フェアを開催

毎年8月8日は「球磨焼酎の日」に定められています。この日は、熊本県南部で作られる球磨焼酎の魅力を広めるためのイベントが実施されます。2024年もその日を記念し、首都圏の16店舗において「球磨焼酎フェア」が開催されることが発表されました。

球磨焼酎の特性と魅力

球磨焼酎は、500年以上の歴史を誇り、人吉・球磨地域で生産されるお米を原料としています。それぞれ異なる27の蔵元が技術とこだわりを持ち、多彩な味や香りのバリエーションを生み出しています。良質な米と美しい水が融合し、類まれなる風味を生み出しているのがこの焼酎の特徴です。

8月8日は「米の日」とも重なり、米を使ったお酒としての球磨焼酎の重要性が強調され、特別な日にふさわしいイベントとしても位置付けられています。このフェアは、熊本県東京事務所が主催し、豪雨災害からの復興を支援する目的も持っています。

フェアの開催概要

開催期間

2024年8月1日（木）から8月18日（日）まで、ただし店舗によっては実施期間が異なる場合もあります。

参加店舗

以下の店舗がフェアに参加します：

- 東京都

- 阪急百貨店大井食品館
- 松屋銀座本店
- 北野エースソラマチ店
- 蔵 828 小岩店
- ものがたり酒店
- 四季の瀧水
- 銀座熊本館

- 神奈川県

- そごう横浜店
- 京急百貨店
- 北野エースラゾーナ川崎店

- 千葉県

- 東武百貨店船橋店
- 酒どっと come 前原本店
- 蔵 828 船橋店
- EXIVIN そごう千葉店

- 埼玉県

- 西武所沢 S.C.
- EXIVIN そごう大宮店

フェアの内容

フェア期間中、各店舗では球磨焼酎の特設販売コーナーを設けます。商品を購入した際には、先着でオリジナルコースターなどのグッズがプレゼントされます。また、一部の店舗ではフェア限定商品の販売や試飲も行われます。さらに、銀座熊本館の2階にあるASOBI・Barでは、球磨焼酎とおつまみをセットにした特別メニューが提供される予定です。

新たな挑戦と効果

大和一酒造元においては、2018年の豪雨災害からの復興の一環として、「酵母無添加自然発酵玄米焼酎球磨川」を生み出しています。この焼酎は、豪雨によって持ち込まれた天然酵母を利用し、伝統的な製法を用いて作られました。

このように、球磨焼酎の奥深い味わいだけでなく、物語や地域の復興とリンクした特別な製品が生まれています。今後も球磨焼酎の魅力を多くの人に知ってもらい、復興へとつなげていきたいですね。