「サングラム」がリニューアルオープン
静岡県菊川市に位置し、120年以上の歴史を誇る丸松製茶場が新たにプロデュースした「san grams サングラム」が、2023年3月3日にリニューアルオープンしました。新しい時代の日本茶を楽しむことを目指し、お茶の魅力をより身近に体感できる空間を提供しています。店舗では、カジュアルなカフェ、伝統的な日本茶を深く楽しめる「はなれ」、高品質なお茶や茶器を扱うショップが併設されており、多様なシーンでお茶を楽しめるようになっています。
お茶の深い魅力を気軽に体験
「サングラム」では、菊川市名産の深蒸し茶や有機栽培の茶葉を始め、さまざまな個性豊かな生産家のお茶を取り扱っています。お客様が自身の好みに合った茶葉を選び、スタッフの指導を受けながら最適な淹れ方で提供されることで、各茶葉の持つ奥深い香りや風味を楽しむことができます。店舗名の「サングラム」は、一煎分の茶葉の量、つまり3グラムに由来しており、その小さな茶葉がもたらす豊かなひとときを通じて、心を豊かにすることを願っています。
「新日常茶飯事」の提案
現代のライフスタイルにマッチした「新日常茶飯事」とは、忙しい毎日の中でお茶を丁寧に淹れることで得られる心地よいひとときを提案しています。ペットボトルで手軽に買えるお茶が広まった今だからこそ、本来のお茶の魅力を感じる時間を重視したいと思い、これを新しい日常として提案しています。心を癒し、人と人を結んでくれるお茶を大切にするライフスタイルの重要性がここにあります。
二つのアプローチでお茶を楽しむ
「サングラム」では、「茶目ごと」と「茶ごと」という二つのアプローチを通じて、カジュアルにお茶を楽しめる環境を提供しています。『茶目ごと』は、ペットボトルのように手軽に楽しめるスタイルで、フレーバーやハーブを取り入れた新しいアレンジティーを提案。店内で楽しめるフードも取り揃え、より身近なお茶体験をもたらします。
一方、『茶ごと』では、厳選された茶器を使用し、静かな空間でのんびりとお茶を楽しむことができるようになっています。茶の作法やおもてなしの文化を体験しながら、お茶の本来の魅力を思う存分堪能することができる場所です。
持続可能で未来志向なお茶の文化
丸松製茶場では、地域の生産者との密接な関係を築き、高品質な製品作りを通じて持続可能な発展に貢献しています。また、海外の需要拡大にも積極的に取り組み、地域の社会との共生を重視しています。力強いお茶の文化を次の世代に引き継ぐためにも、現代のライフスタイルに合った形でお茶の価値を広めていくことが目標です。
まとめ
静岡県菊川市にある「san grams サングラム」は、日本茶の新しい楽しみ方を提案する特別な空間です。カジュアルなカフェや伝統的な茶文化を体験できる「はなれ」が整い、高品質なお茶を扱うショップも併設されています。新しくて豊かな「お茶のある日常」を体験したい方は、ぜひ訪れてみてください。リニューアルオープンを迎えた「サングラム」で、心に残るお茶のひとときをお楽しみいただけます。