水谷酒造の新酒
2023-04-03 15:20:01

水谷酒造、クラウドファンディングでの成功と新酒の魅力

水谷酒造、クラウドファンディングでの成功と新酒の魅力



愛知県の水谷酒造が、今月の初めに開始したクラウドファンディングが盛況で、開始からわずか3週間で目標金額の100%を達成しました。このプロジェクトを通じて、同酒造が新たに販売する予定の限定生酒2種が、2023年4月3日から販売開始されることになりました。この新酒は『千瓢 千実』と『千瓢 純米大吟醸』の2種類です。

クラウドファンディング成功の背景



水谷酒造は、皆様の温かい支援により、21日間で50万円以上の支援を頂くことができました。この資金は、日本酒の製造費用や広報活動のほか、リアルな試飲会や上映会などに活用されます。酒蔵の目指すのは、『多くの人に水谷酒造の魅力とおいしい日本酒を知ってもらいたい』という情熱です。

新酒の詳細



千瓢 千実 純米吟醸 生原酒



この日本酒は、杜氏の見習いである後藤実和が手がけた初めての酒となります。水谷酒造が目指す日本酒のスタイルを受けつつも、彼女自身の個性を大切にして醸造されています。今季の千実は、発酵管理がより丁寧に行われ、桃やぶどうのような香りと豊かな味わいが特長です。利き酒としては、優しい甘みの余韻が楽しめる一品となっています。

千瓢 純米大吟醸 生原酒



こちらは、最高品質の純米大吟醸酒です。「雫取り」と呼ばれる手法で丁寧に搾られ、シルキーで繊細な甘みが特徴です。和梨のような香りを持ち、飲む人に寄り添うようなしなやかさをたたえています。このお酒は、まさに飲み飽きせず、いつまでも楽しめる存在です。

水谷酒造の杜氏と酒造りの情熱



杜氏の後藤実和さんは、名城大学農学部を卒業後、全く縁が無かった水谷酒造に参画しました。彼女は、大学時代に日本酒との出会いからその深い魅力に魅了され、酒造りの道を選んだのです。クラウドファンディングを通じての目標は、彼らの日本酒を広めること、そしてお酒を通じた裏側のストーリーを伝えることにあります。

水谷酒造の歴史



水谷酒造は江戸時代からの歴史があり、木曽三川に囲まれた自然豊かな土地で酒造りを行っています。創業以来の伝統を受け継ぎつつ、現在はより多くの人たちに愛される日本酒作りを目指しています。しかし、杜氏や蔵人の高齢化に伴い、一時は廃業の危機に直面しました。水谷社長は自らの手で酒蔵を続ける決意を固め、様々なイベントやプロジェクトを通じて新たな出会いを求めてきました。

最後に



水谷酒造が手がける日本酒は、単に酒を飲むためのものではなく、心をほぐし、おいしさを楽しむためのものです。「友人には喜んでもらいたい」という理念のもと、お酒を通じて温かい思いを届けたいと願っています。ぜひ、皆さんも水谷酒造の世界に触れてみてください。

会社情報

会社名
水谷酒造株式会社
住所
愛知県愛西市鷹場町久田山12
電話番号
0567-37-2280

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